久遠のカラフルイヤーズ16 (ページ49)

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これはますます反省しているのか分からないという顔をする清光･･･ちゃんと反省はしています

『こっちは小夜ちゃん･･･書いていることは皆同じなんだけどね』

「･･･ありがとうございます･･･とても、嬉しいです」

この後全員に一人一人手渡して、作ったものは渡せた

「主、このサプライズは嬉しいが、心配した」

ありがとうと受け取った鶴丸の眉は少し下がっている

『ごめんね;;でも皆に驚きを提供したかったの』

「あまりに俺が驚きを提供しすぎて俺に引っ張られたか…?」

何やらAの顔を見てブツブツと言っている鶴丸…あれ、思っていた反応と違う

『皆に渡せたね…三日月さんと小豆さんには先に渡してあるし…よかった、渡せて…私は物凄く眠いのでお昼くらいまで寝てるね』

三日月さんと小豆さんは今日は非番にしてあるから

『清光君、長谷部君…これ内番と遠征出陣の紙ね』

寝てる間お願い…何かあったら迷わず叩き起こしてくれていいから

「叩き起こさないけど了解」

「拝命します主」

「主たち朝餉は?」

『私はいいかな…ごめんね;;』

「俺も寝たいな」

「わたしはすこしみつただたちのてつだいをしてからねようかな」

「了解」

「(あれは主が起きてきてからか…完成はしているが)」

「何かもったいなくてすぐに食べられないね、清光」

「ホント、朝から心臓に悪いけどね」

おやすみーと寝室にAが行ってから数時間…紙に書いてある通りの編成で出陣・遠征組を送り出したが特に問題なく出陣組も遠征組も戻ってきた

Aはお昼過ぎくらいに起きてきて、軽食とおやつを食べ今は報告を聞いてまとめている

『ふー!取り合えず一段落…休憩しようか長義君』

「なら、何か飲み物を持って来よう」

少し待っていてくれと廊下に消えて行った綺麗な銀髪を見送る

少し待っていると、長義が戻ってきたのだが、その手に先ほど言っていた飲み物らしきものは無い

「大広間まで来てくれるかな」

『?そっちでお茶?他の人達とも一緒?』

そのことについて答えてはくれず、ハテナが頭に浮かびまくるA･･･言われた通りついて行く

着くとそこには全員いた・・・何事だ

「主、実は俺たちからもおくりものがあるんだよね」

はいこれと手渡されたのは水晶が付いた組み紐

『わぁｗｗ可愛いありがとう･･･これどうしたの?』

「俺たち全員で編んだ組み紐のぶれすれっとだよ」

お守りの意味もあるかな

『ありがとう皆!とっても素敵!大切にするね』