久遠のカラフルイヤーズ16 (ページ45)

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『もう言っちゃったから三日月さんにサプライズはなくなっちゃったけど;;』

「構わんよ…主がくれるものは何でも嬉しいぞ」

物でも、想いでも

『ありがとう//』

「では主さま、三日月宗近も一緒に送るので宜しいですか」

『お願いします』

「ここが…あるじがもといたじだいのいえか」

「して、何を作るのだ?主」

こんのすけに転送してもらった三人はAの家のキッチンに立っている
転送した後また呼んでもらえればとこんのすけは戻っていった

大量の材料を前に際で着いてきた三日月が首を傾げている

『シンプルなクッキーにしようと思ってて』

型抜きしてもらって焼いたクッキーにチョコペンで名前書いてメッセージも書こうかなって

クッキーの材料も多いが、チョコペンも未だかつて見たことないくらいの本数がある

『クッキーはこのレシピでいこうかと思ってるので、分量を量っていってくれると助かります』

「あぁ、まかせてくれ」

「あい分かった」

ここから大量の材料と格闘することになる…クッキーは一度に大量にできるお菓子だが、比較的大きめの型で60枚以上作らなければいけないので

『徹夜になちゃうかもしれないけど、戻ったら心置きなく好きな時間まで寝ててね二人とも!』

二人は出陣も内番も今日はお休みにするから

「はは、あるじもしっかりやすむのだぞ」

こんのすけが出しておいてくれた材料を量り生地を作っていく
一気にやってもできないので、分量分数回に分けて生地を生成していく

何塊か出来上がると、冷蔵庫で30～1時間休ませる

この間に休憩だ

『二人とも一旦落ち着いたから休憩しよう…あ、二人はお風呂は?』

私は小豆さんに声をかける前に入ったんだけど

「俺はまだだな」

「わたしもまだだ…もどってからでいいとおもってね」

『じゃあこの間に入っておいでよ』

確か、前に新品の下着も一応買いだめしておいたはずだし

『三日月さん、小豆さんに着がえが入ってるところに案内してあげて好きに着がえを選んできて』

「そうだな、ありがとう主よ…ではこちらだ」

「ありがとう、ではおことばにあまえて」

『タオルも好きに使ってね、いってらっしゃーい』

自分は中途半端に寝てしまっては起きられないかもしれないので、コーヒーでも入れて飲もうとコーヒーの準備をする

「先に小豆に入ってもらっている」

使い方も教えておいたぞ

『ありがとう三日月さん…何か飲む?』

「ふむ、ならば紅茶が良いな」