久遠のカラフルイヤーズ16 (ページ21)

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「山の捜索、しかと引き受けよう」

『皆頼りにしてます!』

「では行ってくる」

「いってきますあるじさま!」

『1、2時間程でいいからね!もし痕跡があっても戻ってきてね!日が沈みそうなら無理に捜索しないで日が昇ってからとかにするから!』

一応期限を設けて二部隊を裏の山の方へと送り出す…日が沈んで戻って来ないとなると探しに行った人たちを探しに行くという、木乃伊取りが木乃伊になる可能性もあるので

二部隊から返事が返ってきたので大丈夫だろう…隊長に山伏と岩融を置いているのでそこら辺は

『少しでも匂いで気づいてくれるよう、狐君と白君を組み込んだけど』

「二匹とも鼻が利くからきっと感知してくれるよ」

『私たちは他の人たちと合流しようか』

報告も聞きたいしね

今の所Aのところに誰も来ないので今の間に見つかったということは無いのだろう
見つかったらすぐに報告に来てくれるだろうから

執務室では狭いので、大広間に行くことにした…清光と平野が今捜索してくれている人たちに声をかけに行ってくれた

「あ、優癒子ちゃんたちおかえり…子供たちどうだった?」

大広間はおやつとテーブルは片されていた

『あ…テーブル片してくれてありがとうございます;;』

丁度松田と萩原が拭いてしまってくれているところだった

「まだ見つからないの」

だから一旦ここに集合して報告聞こうと思って…今、もしかしたら裏の山の方に行ってるかもしれないから、二部隊を捜索部隊として送っていったところ

「あの山何気に深そうだよね」

俺達もここで聞いていい?お巡りさん人探しは一応得意分野ではあるから

「それは聞き込みとかだろ」

少し待っていると残りの短刀と光忠、粟田口が大広間に集まってきた

「本丸内をくまなく捜索したけど、多分本丸内にいないと思う」

「主たちが蔵を探してくれたようですし…目星を付けたところは粗方探しましたし」

『今、二部隊に頼んで山の方を捜索してもらってるけど』

「どこにいったんだ…あいつら」

「いつも何だかんだ無傷で戻ってくるから、今回もそうだと思いましょう」

『(二人とも落ち着いてるなぁ…私は前に短刀ちゃん達が山に行って戻って来ないって知った時めちゃくちゃ焦ってた…;;)』

「こんのすけに言って捜索してもらう?」

『山に行ってくれてる人たちが戻ってきて手掛かりなしだったらお願いしようか』

「主たち、心配かもしれないけど少し休憩したらどうだい?」

そこに歌仙がお茶を持ってきてくれた