763色目 ページ14
『おぉ!流石国広君上手!』
堀川が握るおにぎりが綺麗に三角形になり、お皿に置かれるところを見たAが流石だと手放しでほめる
「ホントだ…俺丸い感じにしかならない」
『それもそれで可愛いから全然問題ないよ!』
蛍丸が握った若干丸い三角のおにぎりに可愛いから問題ないとやはり褒めるA
『コナン君のもちっちゃくて可愛いね』
「ありが、とう?(何だろ、嬉しくねぇ;;)」
「上手くできたよ主さん」
見て見てーと奇麗な三角になっているおにぎりを見せてくる乱
『ホントだ!上手だね乱ちゃん』
「優癒子お姉さんは何でも褒めてくれるね」
『ダメだしするところが無いからね』
上手くできないって言ってたら、アドバイスはするけどね
「しかも、全く嫌な感じじゃないんだよな」
「えー…じゃあ俺ちゃんと三角に握りたいからコツ教えてよ主さん」
『お、いいよいいよ』
そんなこんなで無事全ての班でおにぎりができた
『皆お疲れさまー!』
「机を出してもらえるように言ってくるね」
『お願いします』
皆その間に手を洗っておこうか
一応水を付けて握ってはいたが、手のひらにべったりお米が付いている人がチラホラ
「楽しかった」
「楽しかったです」
「楽しんでもらえて何よりだぜ」
『皆可愛かったよ』
「はいっ!小さい子達…可愛かったですっ」
「大将と毛利の感想だけズレてるのは気のせいか?」
皆が手を洗っているその順番待ちをしている時、歩美がコナンが作っていたおにぎりの方へと来た
「コナン君が握ったおにぎり食べたい…な//」
「俺が握ったの?どれだったかな」
『(おぉ!も、もしかして…キュンキュンな予感!?)』
「(そうみたいだね、主さん)」
このやり取りをAと乱がきゃーっと顔を寄せ合って見守っている
『コナン君のやつ先に別のお皿に取っておく?歩美ちゃん』
「いいの!?」
でもどれか分からないって
「確か、これとか、これだったよ」
並べるところを見ていて覚えていたのか乱がこれとかこれとかと、指をさして教えてくれた
「じゃあ、これ!」
『はーい、これね』
お皿を取ってきこれがいいと指定されたものを一つ取っておいておく
「ありがとう、優癒子お姉さん//」
その一つのおにぎりを、特別なおにぎりの様に見つめている歩美
『空いたみたいだから洗っておいで二人とも』
「はーい」
『(コナン君のことが好きなのかな歩美ちゃんっ)』
「(キュンキュンだね、主さん)」
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 79人がお気に入り
お気に入り作者に追加
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：べっこうあめ | 作成日時：2023年11月17日 13時
