久遠のカラフルイヤーズ16 (ページ12)

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屈んで屈んでと乱がジェスチャーをするので、乱の身長に合わせてそっと屈む光忠
内緒話をするように、耳元で話す乱

「成程ね」

じゃあ主、僕も

『(な、何が成程ねだったんだろう?//)』

光忠の言葉の通り、光忠にも一期の様に抱きしめられた…何故だ
嬉しいのでいいのだが

少し待っていると短刀達と少年探偵団の面々が来た…しかもちゃんと手を洗ってから

『じゃあ言ってた通りおにぎり作ろうか!』

「ご飯は先に炊いてあるよ」

「具用の鮭はまだ焼けてないから少し待ってくれ」

歌仙がグリルを使って鮭を焼いてくれている

「枝豆チーズおかかは必須でしょ…後どんな具を入れるの?」

『そこは光忠君達に任せてあるから握るときのお楽しみだね』

取り合えず枝豆チーズと鮭があることは分かっている…並んでいる具材を見ると…

梅干し、たらこ、ツナ、昆布(甘辛く煮たもの)が並んでいた

「其々好きなの握ってほしいところだけど、偏りが出ちゃうかもだから」

適当に今固まっている人たちでここまでは梅干し、ここまではたらこと班分けしていく

その班其々に誰かしら他の短刀以外の刀種の男士も付いてくれているので大丈夫だろう

『私たちは枝豆チーズおかかだね』

メンバーは、A、乱、愛染、蛍丸、コナン、堀川だ

「枝豆は先にチンしておきましたよ」

『ありがとう国広君』

枝豆はまだあっつあつだから、触らない様にね

『こっちは、中に詰めるっていうより混ぜ込んだのを成型する感じだから』

じゃあ愛染君と蛍丸君はそこの大量のかつおぶしをボールに入れて、入れ終わったらそこのカップで同じ分量ずつお醤油とみりんを量ってかつおぶしにかけて混ぜて下さい

「おー!任せとけって主さん」

『コナン君と乱ちゃんはこのチーズをひたすらちぎってごはんの方に入れてくれるかな』

国広君、ご飯をこっちのボールに入れるの手伝ってください

「はいはーい!」

『火傷したら速攻で手入れね』

「見て見て国俊、フワフワだね」

「これに醤油とかぶっかけちまうの勿体ない気がするな」

「乱さん、大きさってどれくらい?」

「確かこれくらいで良かったと思う」

『グフッ…可愛いっ…』

目の前でのそんなやり取りを見て悶える人が一人…この本丸ではAしかいないのだが

「あはは;;(このやり取りのどこに可愛い要素があったんだ?;;)」

『ご飯は全部投入完了』

「主さん、醤油もみりんも入れ終わったぜ」

『じゃあ先にそれをご飯の方に入れて混ぜようか』