久遠のカラフルイヤーズ16 (ページ2)

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そんな会話をして夕ご飯が終わった

『お風呂だね…着替えはこんちゃんに言って出してもらおうか』

長谷部君、男の子の方のお世話頼めるかな?

「主命とあらば!」

『お願いだよー?』

『二人は私と一緒に入ろうね…溺れたりしたら大変だから』

「優癒子お姉さんと一緒にお風呂に入るの嬉しいけど、私たちだけでもお風呂入れるよ?」

『歩美ちゃんと哀ちゃんなら危ないことしないって分かってるけど…でもでも心配だよ』

「君たち諦めた方がいいぞ…主は過保護だ」

どこかげっそりした感じで鶴丸が言っているのを見て何があったんだと萩原たちは思ったらしい
今ここで聞ける雰囲気ではなかったとのこと

「でも主、まだ傷が治ってなくて短刀達が頭洗ってくれてるじゃん」

『あっ…そう…だった…』

清光の指摘にガックリと項垂れるA

『私は見守り要因でいるだけでもいいけど…歩美ちゃん達が上がってから私が入るって時間の無駄になるし…ぐぬぬ…』

「傷口を濡らさない様にするために短刀…の人たちに頭を洗ってもらっているってことかしら」

「だったら歩美が優癒子お姉さんのお世話する!」

「この人、一緒に入りたそうだし…そうね、私たちでお世話しましょうか」

Aの過保護に負けた二人が自分たちがお世話すれば解決だろうと提案してくれた…と言うより、空気を読んでくれた

小1に空気を読まれるとはこれ如何に…

「じゃあコナン君達は僕たちと一緒に入りましょうか」

毛利はもうお世話をしたくてウズウズしている…目も輝いている

先にA達に入ってもらうため、準備をしに大広間から退室していった…Aだけだが

「済まんな君たち」

「嫌だと思ってないから提案したのよ(あの人はどこか…お姉ちゃんの温もりを思い出す…)」

容姿や性格、年齢等は違うが…どこか姉、明美を思い出してしまう

『下着とかの着がえは好みが分からなかったからシンプルな物選んでおいたけど戻るまでそれで少し我慢してね;;』

「ありがとう優癒子お姉さん」

『寝巻は短刀ちゃん達とお揃いの甚平にしたからね』

きっと短刀ちゃん達と並んだら可愛いよ

「薬研お兄さんたちも可愛いの?」

お兄さんたちかっこいいと思うんだけど

比較的短刀達の中では背が高めやお兄さん枠の短刀達でも可愛いのかと疑問に思う歩美

『薬研君も、厚君も可愛いよ!』

「クシュンッ!」

「ハックシュンっ」

「大丈夫かい?二振りとも」

「大丈夫だ一兄…大将が噂してやがる」

「うん、うん」