久遠のカラフルイヤーズ16 (ページ1)

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主、俺と一緒にこれを作ろうと別のおかずの調理へと誘う鶴丸
この話はこれでおしまいだということだろう

「(ここの男士達は優癒子さんに傾倒していることはよく分かった…けど、それだけじゃない何かがあるのは間違いないな)」

安室たちにブラック本丸のことと嘗てそうだったことは言っていないので、名残や何故こうなのかは勿論知る由もない

そして夕飯になり皆が集まりワイワイ楽しく食事をする

今Aの横に座っているのは歩美だ…その隣に灰原もいる

『今日の料理には透君達も参加してくれたんだよ』

光忠君たちのごはんもとっても美味しいけど、二人のごはんも美味しい

「安室さんお料理とっても上手なんだよ」

ハムサンドも美味しいし、ケーキもとっても上手なんだよ

『ハムサンド…朝食で食べたら優雅だね』

「今度の朝餉はそれにしようか、主」

『えぇ!いいの?光忠君』

「主が御所望なら作らないなんてこと無いよ」

『ありがとう!楽しみ』

「はむさんどってなーに?主さん」

『サンドイッチってまだ食べたことなかったね、皆』

食パンでハムとかレタスを挟んで食べる軽食なんだけど…食べるときのお楽しみだね

「味は色々ありますね」

『アレもおにぎり並みにバリエーションあるよね』

「主が作ってくれたのは定番の味じゃないやつだったけどね」

「おにぎりの定番って…塩とか梅とか昆布とか…おかか、鮭とか…か?」

「何作ったの優癒子ちゃん」

清光が思い出しながらそう言うと、松田が定番の具を上げていく…そのラインナップ以外のおにぎりとは?と、少し興味があった萩原が聞いた…いったい何を握ったのかと

『鶏そぼろと枝豆チーズおかかです』

「鶏そぼろはなんとなく味が想像できるけど」

「二つ目のはなんだ?枝豆とチーズっつったか?」

『意外や意外合わさるととっても美味しいんだよ』

若干ドヤ顔でそう言うと、離れた場所の松田にドヤ顔してんじゃねぇと言われてしまった

『お姉さんはしょもしょもだよ歩美ちゃん…癒して』

隣に座っている歩美にギュッと抱き着くと、Aの横、反対側に座っている乱に浮気禁止―!と言われてしまった

『おっふ、また乱ちゃんに浮気者認定されてしまった』

今度皆でいろんな味のおにぎり握りたいね!あ、明日のお昼歩美ちゃん達も参加して皆でいろんな味のおにぎり握ろうか

「うな重のおにぎりもか!?」

「それだとうな重のおにぎりじゃなくてウナギの具が入ったおにぎりですよ元太君」