705色目 ページ6
「今回のことはこの本丸の任務ということにいたしますので、六振り編成して向こうの警察と協力してあの審神者を捕獲してください」
任務になるので任務報酬もあります
『分かりました』
「向こうには話はつけておきますので」
また何かありましたらご連絡ください
『任務ということになっちゃったから、いつも通り部隊編成しないとだね』
「そうだね…でも、当分の間は俺達に任せて主は静養だよ」
「主さん行こう」
「行くぞ、大将」
『お、大人しくしてるけど、皆と交流はするんだからね〜…』
ほたんとう達に連れられて大広間から退場していったA…最後に言っていた言葉がだんだん小さくなって消えていった
「ははww本当に俺たちのことが好きだな主もww」
「今更でしょ」
「これで僕たちもあの審神者の首を落とす機会が巡ってきたってことかな?」
「斬らないでよー?」
「でも、うっかりってことはあるだろう?」
偶々傍にいたから時間遡行軍を斬っていたら弾みでうっかり…ってさ
「そうだな、兄者」
ここまで比較的静かだった源氏兄弟の柑子色の瞳が一瞬炳とした
心内では
「オイオイ、俺だって我慢したんだ…斬ってくれるなよ?」
一応鶴丸が諫めてみるが
「表立ってあからさまに斬りはしないだろう…命は大事にしないとな」
だが、俺たちの大事な命は何…か
こちらも源氏兄弟同様どうにもできない心内…憤懣がある様で…
どの本丸でも比較的穏やかな鶯丸でさえも
まさかの鶯丸の援護まで入ってしまった
「これはこれは」
「楽しんでる場合じゃないって;;」
平安刀達の怒りにこれはもう手に負えなくなってきたのでは…それ程あの審神者に対しての怒りが大きいと匙を投げたくなってきた清光…ラスボスはどこか楽しげでもあるようだし
「ねー皆ー、話し合いが終わったらお話ししたいから会いに来てほしいって主さんが言ってたよ」
本当は自分から行こうとしてたけど、ダメって大人しくしてるように言っておいたから
乱が大広間まで戻ってきてひょっこり現れるとそう言ってまたAのところに戻っていった
「だったら早く終わらせて主の所に行かないとだね…ね、肘丸」
「膝丸だ兄者あぁっ」
「ふっ…久しぶりに主と茶を飲もうか」
「主実は今の状況見えてるんじゃないの?」
一発で平安刀達の心を穏やかにしたAに狙ってやってるのではと思った清光
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べっこうあめ(プロフ) - 一人でもひっかかり気にしてくれる方がいるならその描写をねじ込みますのでお待ちください。ねじ込んだ状態の物を前後合わせてまた見ていただけたらと思います(*- -)(*_ _)ズラしたりと小細工がいるので少しお時間いただきます。 (12月27日 23時) (レス) id: b068b62b54 (このIDを非表示/違反報告)
べっこうあめ(プロフ) - 長義のぬいぐるみは近侍になってから江たちが来るまでの間日数があるのでそこで買って渡したことになっていてただ描写を入れていないだけで持っている設定です。まさかそこに引っかかる人がいるとは思わず特に入れずに省きました。 (12月27日 23時) (レス) id: b068b62b54 (このIDを非表示/違反報告)
華音(プロフ) - そうなると、辻褄が合わない様に思う訳なのですよ(^^;)長々と本当に申し訳ございません(ノ_<)もし、べっこうあめ様のお考えになっているストーリーにヒロインが長義のぬいぐるみの事を忘れてしまっていると言う様な事であれば、私のこの意見は無視して頂いて大丈夫です (12月27日 18時) (レス) id: 85eea2d6ee (このIDを非表示/違反報告)
華音(プロフ) - 何故なら、警察学校組と顔合わせをしているの三日月や鶴丸を含める一部隊と長義ですよね?それからヒロインが目を覚ました後しばらくしてから仲間に加わり長義が近侍になっていてその後前々回の花札イベント(ゲーム上)にて江派の三人が後から仲間になっています。 (12月27日 18時) (レス) id: 85eea2d6ee (このIDを非表示/違反報告)
華音(プロフ) - こんばんは( ´ ▽ ` )私の説明の仕方が悪かったので(ノ_<)もう一度メッセージ送らせて頂きますね。えっと万屋にうさぎを買いに行くシーンで思ったのはこの15のストーリーを読んでいて辻褄が合わないなと思ったからなんです。 (12月27日 18時) (レス) id: 85eea2d6ee (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:べっこうあめ | 作成日時:2023年7月24日 14時