737色目 ページ38
「くるくるーっとｗｗ」
「えぇ、俺もそっちやってみたい」
次郎太刀の方の作業を見ていた蛍丸も、そちらも楽しそうだと羨ましげだ
「半分くらいまで出来たら交代しましょうか?」
「いいの?やったー」
『お、思った通り…か、可愛いっ』
Aは作業している大太刀達を見て顔を手で覆いプルプルしている
「主ー悶えてないで一緒にやろうよー」
『そうだねっ一緒にやろうっ』
次郎太刀の声かけに、バッと勢いよく振り向いてそちらに寄っていった
『穴開けてー』
「指さしてー」
「『くるくるーｗｗ』」
「主さん、俺とも一緒にやってね」
『一緒にやろうね、蛍丸君っ』
今この時、厨の扉の外では光忠が顔を手で覆い下を向いていた
「どうしたんだ?光坊…そんなところで」
「つ、鶴さんっ…僕たちの主が…可愛いよっ…」
少し前に厨に用事があると言っていた光忠が、厨に入らずそこにいることに少し訝し気な鶴丸
「んん?…あぁ、楽しそうだな、主」
光忠の言葉に少し厨の方を覗いてみると、楽し気に次郎太刀とドーナツの成型をしているAの姿が目に入る
「まぁ、主が俺達と何かをしていて楽しげじゃない時はないけどな」
物凄い自信だが、本当にそうなので鶴丸の言い分はあってはいる
「それはそうと光坊、厨に入らなくていいのか?」
「終わってからでも大丈夫かな」
「おぉぉ、これ、楽しいねぇｗｗ」
「私には…少し…」
あぁ;;少し歪になってしまった;;まん丸は難しいね;;
『そういうのも味だよ、味』
手作りならではだね
「こっちはちょっと…難しいね」
「中々に趣がありますね」
「兄貴上手だねぇ」
「そういや、主はどっちを食べるんだい?」
『皆が作ったものだからきっとどっちでも美味しいだろうし…皆が取るバランスで決めようかな』
「主のために特別な形にしてあげるから、それを食べておくれよ」
『次郎ちゃんからのラブコール…是非ッ!!』
「えぇーズルぃ、俺も主さんのためにやるから食べてよ」
『二人からのラブコール…ぐぬぬ…どっちかを断るなんてできないっ…』
次郎からの申し出に、即答したAだったが、蛍丸もすかさずそう言ってきたのでどっちも断れないとうんうん唸る
「だったら、それぞれ少し小さめにして、二つで一つ分の量になるようにしたらどうかな?」
それだったら総量は変らないからどっちも食べられるんじゃ
「ナイス石切丸!それでいこう」
「それじゃあこれくらい…かな」
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べっこうあめ(プロフ) - 一人でもひっかかり気にしてくれる方がいるならその描写をねじ込みますのでお待ちください。ねじ込んだ状態の物を前後合わせてまた見ていただけたらと思います(*- -)(*_ _)ズラしたりと小細工がいるので少しお時間いただきます。 (12月27日 23時) (
レス) id: b068b62b54 (このIDを非表示/違反報告)
べっこうあめ(プロフ) - 長義のぬいぐるみは近侍になってから江たちが来るまでの間日数があるのでそこで買って渡したことになっていてただ描写を入れていないだけで持っている設定です。まさかそこに引っかかる人がいるとは思わず特に入れずに省きました。 (12月27日 23時) (レス) id: b068b62b54 (このIDを非表示/違反報告)
華音(プロフ) - そうなると、辻褄が合わない様に思う訳なのですよ(^^;)長々と本当に申し訳ございません(ノ_＜)もし、べっこうあめ様のお考えになっているストーリーにヒロインが長義のぬいぐるみの事を忘れてしまっていると言う様な事であれば、私のこの意見は無視して頂いて大丈夫です (12月27日 18時) (レス) id: 85eea2d6ee (このIDを非表示/違反報告)
華音(プロフ) - 何故なら、警察学校組と顔合わせをしているの三日月や鶴丸を含める一部隊と長義ですよね？それからヒロインが目を覚ました後しばらくしてから仲間に加わり長義が近侍になっていてその後前々回の花札イベント（ゲーム上）にて江派の三人が後から仲間になっています。 (12月27日 18時) (レス) id: 85eea2d6ee (このIDを非表示/違反報告)
華音(プロフ) - こんばんは( ´ ▽ ` )私の説明の仕方が悪かったので(ノ_＜)もう一度メッセージ送らせて頂きますね。えっと万屋にうさぎを買いに行くシーンで思ったのはこの15のストーリーを読んでいて辻褄が合わないなと思ったからなんです。 (12月27日 18時) (レス) id: 85eea2d6ee (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：べっこうあめ | 作成日時：2023年7月24日 14時
