久遠のカラフルイヤーズ15

729色目 ページ30

ここに繋がるんだ

『いっぱい集まったら清光君の近侍曲から交換していってみようか』

どれだけいるのかちょっとまだ分からないけど

江戸城同様一日6つの手形が補充され、小判でも購入できるのでどこまでいけるか分からないが6回の出陣では少しマイペース過ぎるとも思ったので皆の状態を見て何個か追加で買おうとも思った

勿論その日の出陣部隊に聞いてから

まず一日最低ノルマ6回出陣をして、大丈夫そうなら3回復して･･･まだ大丈夫ならプラスで1回復ずつを繰り返し･･･数日経った

そして、早々20000個達成した

瞬間こちらも前の江戸城の様に男士達が持ち帰るのではなく達成した瞬間にボックスに送られてくる仕組みらしく篭手切が送られてきた

直ぐに篭手切に習合した

『皆ありがとう!篭手切君の習合ができたよ!』

「まだまだこれからだからな、一緒に頑張ろうではないか小鳥」

『勿論!頑張ろうね!私も皆に会いたいし』

「きっと皆もここに来れば自分達らしく楽しい生活を送れますよ」

それに、僕はすてぃじに立って歌って踊れる付喪神を目指しているので
それを叶えるには、一人ではできません･･･皆がいてくれないと

『前に言ってたね、早く見てみたいな･･･楽しみ』

「(皆を迎えて一緒に踊ってそれを主に見てもらいたい)」

ニコニコ笑顔でそう言われた篭手切は、主にがっかりされない様に歌もダンスも頑張らないととより引き締まった決意を再度心の中でする

そこからの篭手切の頑張りは凄まじかった･･･無理をしてまで出陣しているわけでもさせたわけでもないが、できるだけ部隊に組み込んでほしいと言うので、その思いを汲んで疲労が溜まっていなければ
できるだけ組み込んだ

他の男士達から見ても、篭手切の気合の入り様と雰囲気ががらりと変わったのを感じ取ったので他の江派の刀剣たちを迎え入れれる様玉集めに奔走したし力を入れた


「主、出陣部隊が帰ってきたようだよ」

『あ、はーい』

「お!主見てくれよ大量だ!」

「ここの畑の土はとってもいいね」

『畑当番お疲れ様、豊前君桑名君』

本当だいっぱい採れたねぇ、今日はこのお野菜使ったお料理になるのかな?楽しみ

『ね、楽しみだね松井君』

「そう、だね･･･主」

出陣部隊が来るのを近侍の松井と待っていると、執務室の前の庭の方から籠いっぱいの野菜を見せに来てくれた豊前と桑名･･･今日の畑当番

「主、ただ今戻りました」

『お帰りみんな』

「じゃあ俺たちはこれを厨の方に持ってくな!」

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