久遠のカラフルイヤーズ15

722色目 ページ23

『陣平…ちゃん…呼び方可愛いですね』

と言うより、仲良しさんですね

「俺達幼馴染だからねぇ」

「で、お二人はいつまでいるつもりですか?警察って暇なんですね」

『と、透君手厳しいっ』

ニコニコしながらそう毒を吐く安室に厳しいとガクブルするA

「優癒子さんたちはゆっくりしていってくださいね」

『あはは;;ありがとう(え、笑顔が眩しいよ透君っ)』

「日々奮闘してる警察官をもう少し労わって安室ちゃん」

こっち座りな優癒子ちゃんとカウンター席の自分の横をポンポンと叩く萩原
そこにすかさず鶴丸が座った

「警戒されてんじゃねぇか」

それを見た松田は笑いを堪え切れずプルプルしている

「陣平ちゃん思いっきり笑ってるしっ」

「お兄さんとお姉さんとの仲を邪魔しようとしちゃダメだぞ」

人差し指を立てて、チッチというような動きをさせる

「…キミより年上なんだが(刀生だが)」

それに対して片方の腕で頬杖を付き、若干引いた感じで横の萩原を見る鶴丸

『(鶴丸君でも引くんだ…新しい一面が見れた)』

「う、嘘だろっ!?」

安室ちゃん以外にこんな童顔がいるのっ!?

「光坊、コイツ圧し斬っていいか?」

「鶴さん、それ長谷部君の専売特許」

「(コイツ後で殴る(顔を))」

「(萩の奴後でゼロにボコボコにされるぞ…)」

と心の中では言いつつもそんなことは噯にも出さずコーヒーを飲む松田

「あー楽しかった!」

「あ!国永さんです!」

「今日は知らねぇ兄ちゃんたちもいるぞ!」

「松田刑事たちもいる」

そこへ行方を捜していた少年探偵団の面々がポアロにやってきた…灰原の姿は見えないが
灰原の分は博士に渡しているのでいなくても大丈夫だが

「やぁ、コナン君達…優癒子さんが君たちを探していた様だよ」

「優癒子お姉さんたちこんにちは」

「君たちはオレンジジュースでいいかな?」

「ありがとう安室さん」

『この前は色々ありがとう…これ、お詫びとお礼』

光忠達が持っている箱を一人一つずつ渡す

「一箱もいいんですか!?」

「俺も蘭姉ちゃんも一箱ずつ貰ったぜ」

「俺は長義、山姥切長義だ…あの時一緒にあの審神者を探していたらしいな…危ないことに首を突っ込むのは感心しないが、幼いながらにその心意気は認めようか」

「僕は燭台切光忠だよ」

あの人を一緒に探してくれてありがとう

「あの時三日月が持ってきた菓子を作ってくれた一人だぜ、光坊は」

美味かっただろう?

「うん!とっても美味しかったよ!」

これで全員にお菓子を渡せた

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