久遠のカラフルイヤーズ15

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『はい、色々ご迷惑をおかけしました』

「事件に巻き込まれるのは何時ものことじゃ」

それで、今日はどうしたのかの?

わっはっはと笑っている辺り本当なのだろう

まぁ入ってくれとお誘いして貰ったので、お邪魔しますと中に入る…相変わらず中はお洒落だ
ソファに座るように促され座ると何か飲み物の準備をしてくれる

あぁ、お構いなくと言ったがせっかくなのでと言われたので頂くことにした

『これ、巻き込んでしまったお詫びです』

中は同じですが、こっちは阿笠さん、こっちは哀ちゃんに

「気にせんでよかったのじゃが、有難く受け取っておくわい」

哀君は今コナン君達と遊びに行っておるから帰ってきたら渡しておこう

『お願いします…あ、鶴丸君とは顔見知りですよね…こっちの子は燭台切光忠君』

前に三日月さん達がお菓子を持って行ったって言ってたんですけど、一緒に作ってくれた一人です

「おぉ!あの時の菓子の…とても美味しくて子供たちにも評判じゃったぞ」

「それは嬉しいな…僕は燭台切光忠今日は主の護衛で一緒に来たんだ」

「俺は長義作、山姥切長義…今回のことでこちらの本丸に配属になった…今日の近侍だ」

『頼もしい男士さんが来てくれたんです…長谷部君同様に色々頼っちゃいそう;;』

「頼ってくれて大いに結構、期待は裏切らない、主」

『まんば君と対称な感じでとっても素敵』

まんば君は金髪でエメラルドグリーンの瞳、長義君は銀糸でサファイアの瞳

「主、偽物君の話しはよせ」

『おぉ(なんか因縁が深そう)』

「まぁ、こんな感じで少し拗らせてはいるが気にしないでくれ」

「誰が拗らせているって!?」

「ま、まぁまぁ長義君;;」

鶴丸の一言に誰がだと食って掛かる長義

「其々個性的じゃのぅ」

そこから出してもらったお茶を飲んで、少し話して阿笠邸を後にした
子供たちはどこで遊ぶとは言っていないらしく、どこで遊んでいるか博士には分からないとのこと

『うーん、どうしようか』

毛利探偵事務所に行ったら分かるかな?コナン君が蘭ちゃんに言ってそうだし

『失礼しまーす、こんにちは』

「ん?おぉ?依頼ですかな?」

『あ、えっと依頼…ではなくて(もしかして、蘭ちゃんのお父さんの…小五郎さん…かな?)』

「あ、優癒子さん!こんにちは」

お父さん、この人は優癒子さんって言って…説明はちょっと複雑になっちゃうんだけど…

蘭は上の階にいたらしく、事務所の方に今入ってきた

『初めまして、優癒子と言います』

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