夕暮れの河川敷 ページ3
先程、此処から動かないと決めてから数分後のこと……つまり、現在。
私、綾川Aは、絶賛少年から脅され(?)ていた。
???「か、金目のモノをよこせ!」
『………………………………………………………』
???「あ、あの………?」
『君、何故こんなことをするの?』
???「へっ?!え、えー……それはカクカクシカジカ…」
少年は、急な何の脈絡もない質問に戸惑いながらも答えてくれた。話によると、彼は孤児院の出身で、人食い虎にその孤児院を荒らされ、そして経営が立ち行かなくなった孤児院から追い出され、今にいたっていることとか、いろいろ。
『それはまた、不幸なことだねぇ…でもさ、絶対君は人から金品を奪いたくないんでしょ?…なら、人を助け、その人から恵んで貰えばいいんじゃない?』
???「!!なるほど、そういう手がありますね!有難うございます。えーっと…あの、お名前は…」
『綾川A。そっちは?』
???「僕は、中島敦です。」
『…中島、敦…』
その名前を聞いて、私はあることを思い出した。…というか、何故先刻まで思い出せなかったのか。夕暮れの河川敷、中島敦と名乗るアシンメトリーの白髪の少年、そして何処かで聞いたことのある彼の話。
敦「あのー、僕の名前がどうかしましたか?」
『ううん、何にもない。』
…嘘だ。大ありだ。
『(嗚呼、私はなんて気付かなかったんだろう。此処は……
________私がアジトで読んでいた、文豪ストレイドッグスの世界だというのに。)』
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作者から
どうも、お久しぶりです。この作品を中途半端なまま、一ヶ月程更新していなかったのに、評価、コメント、お気に入り登録をしてくれた皆さん、本当に有難うございます。
私事ではありますが、作者はこれから受験生となる身で、ただでさえ遅い更新速度が更にもっと遅くなると思います。そのことは、どうかご了承下さい。これからもどうか宜しくお願いします。
月兎
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月兎 - うん、大丈夫、合ってるよ。しゅうせいさんのは……うん、もうちょっと待ってて…(遠い目) (2018年6月15日 18時) (レス) id: 20543c8800 (このIDを非表示/違反報告)
そらそら - いいと思うよ!もし君がかまちゃんなら、しゅうせいさんの小説楽しみにしてるよ!(かまちゃんじゃなかったらごめんなさい) (2018年6月1日 17時) (レス) id: 71a68829c8 (このIDを非表示/違反報告)
ひぐらし(プロフ) - うーー、私も掛け持ちしたい!更新&例のテストのブツ(笑)頑張れ!面白いぜ! (2018年2月21日 22時) (レス) id: 9908cce7f6 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:月兎 | 作成日時:2018年2月13日 17時