【名探偵コナン】トリップしても警察官でした。3

暇です。 ページ21

｢いいか？熱が下がったからって外に出たりするなよ？お前は今日1日安静だ。｣


｢はい。｣


｢こそっと仕事に行っても無駄だからな？風見には伝えてある。俺が帰ってくるまで大人しく待ってろよ？｣


｢はい。｣


｢絶対だからな？｣





分かったからさっさと仕事いけよ!!!


先日、仕事中に熱を出した私は降谷さんに連れて帰られた。

まぁ私の家だけど。


降谷さんの看病のおかげか熱は一晩すれば下がった。

相当おいしかったなあのお粥。





｢じゃあ、何かあったらすぐに連絡しろよ｣


｢はい。いってらっしゃいです。｣




こうして、降谷さんはやっと仕事に行った。

ほんと過保護。

まぁ、気にかけてくれるのは嬉しいけどさぁ…




｢……元気なのに1日中家にいるのってひま。｣




外出して降谷さんにバレたら殺されるし……。

とりあえず録り溜めたビデオみるかぁ。



〜〜2時間後。



｢……全部見終わってしまった。｣



思えば録画している番組なんて極わずかだった。

じゃあ次は本かなぁ…




〜〜2時間後。



｢………読み終わってしまった。｣


新一の家から借りていた本も読んでないのか残り1冊だけだった。

もっと借りておけばよかった。



｢どうしよう、本格的にひまだ。｣



今自分の頭の中には選択肢が3つだ。


1.降谷さんの言う通り大人しく寝る。
2.思いきってショッピングに行く。
3.新一の家に本を借りに行ってすぐに帰ってくる。



｢さぁ、どれにしよう。｣


1が1番安全策だけど、もう寝られる気がしない。

2だとバレた時にえげつなく怒られる。

……ってことはやっぱ3？


外出ダメって言われてるけど…


すぐ帰ってくるもんね。

本を返して新たに借りてくるだけだもんね!!!



｢よし。行こう!!!｣



私は急いで家を出た。

まぁ、この時間なら降谷さんが帰ってくる確率は1%くらいだし。

なんだかんだあの人も忙しいはず。

すぐに帰ります。→←タイムオーバーです。

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