会議は退屈です。 ページ13
「え?新一が1週間も家に帰ってきてない?」
「そうなんですよ。トロピカルランドに行ってから会えてなくて。Aさんなら何か知ってるかなと思って電話したんですけど……」
あぁー、ついにコナン化したのか。
「んー、ごめんね。私も分からないなぁ、でも心配だから私も新一に連絡とってみるよ」
大丈夫だよ蘭ちゃん。
新一君は小さくなってあなたのそばにいるからね。
「そうですか…すみませんお仕事中でしたよね?」
「いやいや、全然だいじょ…「七瀬!!何電話してるんだ!!!合同会議始まるぞ!!先に行ってるからすぐに来いよ!!」
げっ、なんてタイミングで呼びにくるんだ風見さん!!!
「やっぱり仕事中だったんですね。すみま…「いや、謝まらないで?蘭ちゃんの電話は何より大事だからね!!でもごめんね後でかけ直すね!!!」
ーーピッ。
まったく風見さんはタイミングが悪い。
けど、風見さんを怒らせると降谷さんに情報がいくからなぁ。
それだけは阻止したい。ということで、全力ダッシュで会議室へgoだ!!!
ーーガチャ
「はぁ、間に合って良かっ「遅いぞ七瀬!!!」
……全力ダッシュで来ても怒られました。
いやいや、時間には間に合ったから良くない!?
けど、ここで逆らうと更に怒られるから黙って会議に参加しよう。うん。
〜〜〜〜〜
「そして、この組織のことだが……」
やっばいすごく退屈だこの会議…。
もうどの情報も私の頭には入ってるし…
そうだ、この世界もついに原作に入っちゃった訳だし、この先の私の行動について考えよう!!!
えっと、とりあえずさっきの蘭ちゃんの電話からして新一はもうコナン君になった訳だよね。
じゃあこれから私はそれを知らない振りをしてコナン君に接さなきゃいけない訳だ。
たぶん新一の事だから私を巻き込みたくないと思って、自分が縮んだことは言わないだろうし。
いや、でも案外私に“協力してほしい”とか言って正体をバラすかも知れない?
「……まぁ、どっちでもいっか。」
「ん?七瀬くんどっちでもいいとはどういう事だね?」
「へっ?」
あ、やば声に出てた。
「えーっと、あ、その組織は今潰しても、様子を見ても、どっちでもいいと思っただけですっ」
「ほぅ…じゃあ様子を見なくとも今潰せると言うのだね?何か策はあるのかい?」
……あはは、めんどくさい事になったな。
風見さんの方を見ると自業自得だと目で言われた。
助けてくださいよ…
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青龍 葵(プロフ) - 脱字があります!「すぐ帰ります」で「…ちょっと○○そんに会って欲しい奴がいるんだ」の『○○そんに』とは何でしょうか? (2018年7月26日 17時) (レス) id: 970e92a440 (このIDを非表示/違反報告)
祐(プロフ) - 零さん» 返事おくれました!嬉しいコメントありがとうございます!頑張ります! (2017年5月7日 23時) (レス) id: fb8724423b (このIDを非表示/違反報告)
零(プロフ) - いつも楽しみに読んでます!!続編も頑張って下さい! (2017年4月30日 21時) (レス) id: f4f2fc359b (このIDを非表示/違反報告)
祐(プロフ) - 唯さん» ありがとうございます! (2017年4月30日 19時) (レス) id: a2b81a1195 (このIDを非表示/違反報告)
唯 - とっても面白いです!!更新頑張って下さい (2017年4月25日 3時) (レス) id: 0cdca89a6a (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:祐 | 作成日時:2017年3月30日 23時