【名探偵コナン】トリップしても警察官でした。

またねはありません。 ページ30

｢ほんとにFBIに入る気はないのか｣



｢1ミリもありません。グリーンカードとるのもめんどくさいし、それに私の未来は大体見えてるので。｣



｢くくっ、そうか。まぁ気が変わったらいつでも言ってくれ。俺としては大歓迎だからな。｣





アメリカにきてはや1週間。

ようやく私は赤井さんから解放され日本に帰ることができます。


このたった1週間で、私は赤井さんのお気に入りとなり、こうして彼は最後の最後まで私をFBIに勧誘するため空港までやってきたのだ。


なに、FBIって暇なの？




｢あぁ、だが俺は組織に潜入しているからそんなに連絡はとれないんだ。今までみたいに会えないしな。｣




あ、もう黒の組織には潜入してるんだ。

ってことは降谷さんもそろそろなのかな？




｢まぁ、そう寂しがるな。マメに連絡はしよう。｣



｢え、いや別に連絡しなくて大丈夫ですけど。｣



というか、私的に今後一切関わりがないことを祈っています。




｢でもまぁ、とりあえず1週間ありがとうございました。それでは。｣



｢それではまた。…とは言ってくれないのか？｣



｢はい。私はまた赤井さんと会う気はありませんので。｣



｢くくっ、そうか。俺はまたお前に会える気がするんだがな。｣




｢やめてください死亡フラグが立ちます。｣




私はそう最後に言い残してアメリカを飛び立った。


ろくな1週間じゃなかったな…

教官に文句をいいつけてやろう。

潜入捜査？→←危険です。

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