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携帯はとりあえず明日見に行くことに、ユーマくんのお手伝いはお昼のあとにやることに決定した。
今はルキくんのお部屋。
何聞かれるか怖くて今すぐ部屋に帰りたいのが本音だ。
「まぁ座れ、疲れているのだろう？」
「あ、ありがとう。お邪魔します……」
「ククッ…さっきまでとはえらい違いだな」
それは私がぎこちない態度ということで間違いないだろう。
仕方ない。
私は乙ゲーあるある、鈍感少女じゃないから部屋の中で男と2人きりなんてシチュエーションドキドキするに決まっている。
それを伝えたらなんか納得された(もちろん乙ゲー云々は省いた)。
「それで、話って？」
シンプルなルキくんの部屋。お言葉に甘えてソファーに座り話の内容を促した。
「ああ…お前の血をコウとユーマが気に入ったようだからな」
「それと今の状況何が関係あるの」
私をソファーに押し倒すルキくん。
混乱するもよくよく考えたら血を吸おうとしてることに気がついた。
「説明が必要か？」
「いいえ、ようやく関係ありありだと気づきました。よしてください」
「聞けない相談だな」
馬鹿！鬼畜！
と喚けば否定はしないと返された。
「文句なら後で聞いてやる。今は…こっちに集中しろ……んっ」
「んっ！……ぅあ…」
すぐそばでルキくんの息遣いと血を吸う音が聞こえてなんだかおかしくなる。
血がなくなっていく感覚が少しだけどわかる。
こんな感じなんだなって思う反面このまま吸われっぱで平気かなという不安。
徐々に意識が薄れてきた。
「ん……ん…っはぁ……確かに、甘い、な。お前自身もわからないのだろう？」
うっすら残る意識の中頷いたらやっと開放してくれた。
とは言え、動ける体力は残っておらずぼーっとする。
「やはりあの方にあった方が早いのだろうな」
「あの方……カール、ハインツ…？」
「あぁ、明日の夜、連れていこう」
自分でも気になっていたからありがたい。
彼に会うのは少々不安だけれど、自分のことがわかるなら問題ない。
ひとりそんなことをぼんやり考えていたら髪をクシャっと撫でられた。
「昼まで寝るといい、無理をさせたからな」
イケメンだなおい。
と思いつつ、お言葉に甘えて目を瞑れば夢の中へ落ちるのに時間はかからなかった。
「全く、鈍感じゃないと言うならもう少し危機感をもてA」
ラッキーカラー
あずきいろ
おみくじ
おみくじ結果は「末凶」でした！
ラッキーヴァンパイア
無神ルキ
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梔子(プロフ) - わらわらさん» コメントありがとうございます。行き詰まってしまっているのでたまに読み返してしっちゃかめっちゃかしてるなとはおもいます。笑 ただ、書き直すとかなり内容が変わってしまうのでもし読み進めていただけるのであればこのまま読んで頂けたらと思います (2019年1月8日 10時) (
レス) id: f650fd1707 (このIDを非表示/違反報告)
梔子(プロフ) - れんすけさん» 返信遅れてすみません！もう少し文字数減らして読みやすい感覚にできるようにしてみます(汗) (2019年1月8日 10時) (レス) id: f650fd1707 (このIDを非表示/違反報告)
わらわら - 主人公イキり過ぎでしょw (2019年1月8日 10時) (レス) id: 091d3f1fea (このIDを非表示/違反報告)
れんすけ - 字が詰まってて読みづらいです… (2018年3月12日 15時) (レス) id: 4bd8d4113b (このIDを非表示/違反報告)
汐子 - まって苗字一緒www 宮野ww宮野ww (2016年10月23日 3時) (レス) id: 693e560875 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：梔子 | 作成日時：2016年5月5日 16時
