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翌日
一晩ぐっすり眠った私はだいぶ回復した。
ルキくんの美味しい手料理のおかげっていうのもあるかもしれない。
「Aちゃん…本当に……平気？」
「大丈夫！朝食もちゃんと食べてたでしょ？」
学校に着くまでに何度も確認された言葉。
実は結構みんなに止められた。
ルキくんたちにはなるべく一人になるなって言われた。
過保護になったなぁと他人事のように考える。
「逆巻くん、おはよう」
「！……おはようございます」
教室についてレイジくんに声をかけると驚かれた。
何かあるかもしれないのに馬鹿なのではと思うけどやっぱり少し話してみたかった。
同じクラスメイトだから。
「なぜ私に声をかけたんです？」
「そんな怖い顔しないで、私はただの人間なんだから」
「ただの？それを信用しろとでも？」
「そうは言ってないよ。うーん、ライトくんから聞いてないのか…」
ライトくんの名前を出せば驚いたような顔をした。
流石に2年生との接触はないと思ってたのだろう。
あの男にそんなもの通用すると思うなよ。←
と、何かを思い出したように、あぁ、とつぶやいた。
「ライトの言っていた血の美味しい女性とはあなたでしたか」
「そうだよー…でね、逆巻くんって紅茶好きでしょ？私も大好きだから仲良くしたくって！」
ライトくんから聞いたんだ、と付け足せば、ふむ、と私をじっと見つめた。
整った顔に見つめられるのはやはり照れる。
「なるほど…確かに、あなたからは何も感じませんしね、様子見、でしょうか」
「あら残念、警戒はされてるんだ？」
「あんな輩と一緒にいるあなたがいけないでしょう」
そういう割にこの短時間で柔らかくなったように見える。
チャイムがなって席についたら珍しくルキくんが私の方を振り返った。
「逆巻レイジか…どうだ？」
「？仲良くできそうだなーって」
そう言ったらため息つかれた。
「お前というやつは…まぁいい、昨日のような無理はするな」
「うん」
ルキくんも結構丸くなってくれたなって思う。
私相手にだけど。
心配してくれるしお兄ちゃんみたいだ。
そうやって兄弟って感じの空気があるから、無神家は安心するんだと思う。
けれど、その安心があの子によって少し壊れることになることを、このときは忘れていたし、考えてもなかったんだ。
ラッキーカラー
あずきいろ
おみくじ
おみくじ結果は「末凶」でした！
ラッキーヴァンパイア
無神ルキ
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梔子(プロフ) - わらわらさん» コメントありがとうございます。行き詰まってしまっているのでたまに読み返してしっちゃかめっちゃかしてるなとはおもいます。笑 ただ、書き直すとかなり内容が変わってしまうのでもし読み進めていただけるのであればこのまま読んで頂けたらと思います (2019年1月8日 10時) (
レス) id: f650fd1707 (このIDを非表示/違反報告)
梔子(プロフ) - れんすけさん» 返信遅れてすみません！もう少し文字数減らして読みやすい感覚にできるようにしてみます(汗) (2019年1月8日 10時) (レス) id: f650fd1707 (このIDを非表示/違反報告)
わらわら - 主人公イキり過ぎでしょw (2019年1月8日 10時) (レス) id: 091d3f1fea (このIDを非表示/違反報告)
れんすけ - 字が詰まってて読みづらいです… (2018年3月12日 15時) (レス) id: 4bd8d4113b (このIDを非表示/違反報告)
汐子 - まって苗字一緒www 宮野ww宮野ww (2016年10月23日 3時) (レス) id: 693e560875 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：梔子 | 作成日時：2016年5月5日 16時
