【ディアラバ】Auf jeden Regen folgt auch Sonnenschein

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カールハインツにあった翌日。
みんなに心配されたものの私は少し…いやかなり浮かれていた。
というのも学校へいよいよ行けるから。
楽しみしかないよ！！！

逆巻さん誰から会えるかな。
会いたくない人とかいるけど…
あっちゃうと色々大変なんだよねー…私が

なんて色々考える。

「A、行くぞ」
「あ、はーい！！」

届いたばかりの真新しい制服に袖を通していよいよ出発。
車に乗っていけば学校にはあっという間についた。

「おいコウ！お前帰りは代われよ！」
「えー、やだよ！」
「ねぇ、くだらないんだけど？二人共！」

私の隣はオレだと、喧嘩するコウくんとユーマくん。
いつから私はこんなに気に入られていたのだろう。
嬉しいようですこし複雑。

「アズサくん、帰りはアズサくんお隣しよ？」
「ぇ……いい、の？」
「喧嘩してるふたりと隣になるよりいいよ」
「うん……！」

嬉しそうに微笑んで頷いてくれた。

ヤダ天使←

口には出さないけど内心アズサくんの可愛さに荒れる。

そんなことはさておき、学校へ着いた。
今日は先生への顔見せというか挨拶のため職員室にみんなで向かう。

「失礼します。無神です」

ノックをしてルキくんがそう声をかけると1人の先生がこっちに歩いてきた。

「ああ…君たちが…。そこの女の子がAさんだね。私はここの校長だ。よろしく」

ニコニコと親切そうな笑顔を向けてくれた。
私の校長先生もこんな人が良かったなぁ…と前世の学校を思い出した。

あ、そうだ。

「あの、私結構迷子になるんで学校のなか見ておきたいんですけど…」
「構わないよ。それじゃあクラスは無神くんに伝えておくからね。明日からよろしく」
「はい、お願いします」

第一印象は大切だ。
特に先生へ悪印象は学校生活に関わるから大切にしたい。

さて、学校探検と行きましょう。
何となく、楽しい予感がしていた。









そう、ここまでは良かったのだ。
このあと、探検しようなんて思った自分を恨むことになろうとは、このときの私は当然ながら知るよしもない。




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いよいよ逆巻さん登場になります！
誰と出会うのかはおたのしみに……

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