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慧side
大貴の温もり。
目を閉じていても分かる
だって身体が覚えてるから。
大「伊野ちゃん、お見舞いありがと。
ほんとは隠しときたかったけど…
バレちゃったら仕方ない！笑」
慧「ヘラヘラしすぎ！
一応さっき生死さまよったんだから…」
大「大丈夫だって。
伊野ちゃんパワーもらったからすぐ元気なる！」
慧「もう、大貴っていつもそう」
大「へへっ笑」
だから心配すんな、って
大貴は昔みたいに無邪気に笑った。
.
大貴side
それから俺は薬を替えてもらって、有言実行とでも
言うようにどんどん回復していってる。
雄「有岡くーん、来たよ」
週に1回は必ず来てくれるようになった
伊野ちゃんの友達の高木が、
今日も花を持ってきてくれた。
大「高木、わざわざありがと！」
雄「すごいね、もう元気いっぱいじゃん」
言いながら高木が花瓶の花を入れ替える。
大「もう退院させろ、って毎日言ってんだけどさ、
まだダメだって。」
雄「有岡くん自由すぎ笑
伊野尾くんも心配してたよー」
大「ほんと高木がいてよかったよ。
伊野ちゃん、あれで人見知りだからさ。
高木みたいな友達できてて安心した」
.
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作者名：Jasper
| 作成日時：2018年1月27日 9時
