第25話 ページ26
楽と龍が私を離してくれてすぐに
誠也「お嬢様」
A「ああ誠、ごめんね呼び出して」
誠也「あの騒ぎに呼び出されなかったら自分で行きます」
A「あはは、ありがと」
誠也「それより・・・」
そっと私の頬に手を添えていつもより優しい顔をして・・・
誠也「大丈夫ですか」
A「っ!・・・やっぱり堪えた・・・」
ギュッ
全「!?」
誠也「はい、承知しております・・・」
ナデナデ・・・
やっぱり落ち着く・・・
誠也は私の一番の安らげる場所・・・
これから先、誠也以上に心を許せる人は・・・
きっといない
多分、Re:vale、TRIGGER、IDOLiSH7の誰かを好きになっても・・・
千「そろそろいいんじゃないかな?」
A「まだ、もうちょっと・・・」
百「見せつけてくれるねぇ〜」
A「誠也は私の唯一無二なの・・・」
全「・・・・・・」
誠也「ですがお嬢様、そろそろ」
A「・・・わかったよ・・・」
楽「前々から気になってたんだが、Aと誠也さんはお互いどう思ってるんだ?」
「「お兄ちゃん/妹です」」
全「・・・・・・」
A「ん?何かおかしかったかな?」
誠也「いえ、おかしくはありませんよ、ただ」
A「ただ?」
ギュッ
全「!?」
A「誠也?」
誠也「このような行為をする為、私とお嬢様が恋人なのかと思ったのでしょう」
A「そうなの?」
天「だって普通ハグとかって恋人同士でするものでしょ」
A「そうだと思うけど兄妹だってするでしょ?龍は弟たちとハグとかしてた?」
龍「あ、うん、抱っことかおんぶとかも」
A「それと一緒だよ」
誠也「はい、それに私はお嬢様が赤ん坊の頃からずっと一緒に居たのですよ?
恋愛対象としてみるには無理が、いえ違いますね・・・
『恋人』なんて言葉では表せないほど愛しているのです、もう家族同然なのです」
天「家族・・・」
誠也「はい、血が繋がってようが無かろうが、私には大切な、愛しい妹なのですよ」
そう言った誠也は、とても優しい顔をして、微笑んでいた・・・
ラッキーアイテム
革ベルト
ラッキーカラー
あずきいろ
95人がお気に入り
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:さっちゃん | 作成日時:2016年12月3日 1時