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龍side
俺は、人が嫌いだ。
平気で裏切るから………
だからと言って、俺が、人を裏切ることはない、とは言い切れない。
もしも俺が、意識はしていなくても、俺が……………
何処かで人を傷つけていたとしたら………
きっと、その人が傷ついていることを知らずに、笑って生きているのだろうか?
それが嫌なんだ。俺が…無力だ………とでも言いたげな目できっと俺の中の誰かが、蔑んでくる…………
人は怖い。
そんな俺が行ってしまった、過ち、過去の過ち…………………
それは…………………
人の気持ちも考えず、傲慢な奴だった俺は、小学校のころグループのリーダー的な奴をやっていた。
皆が俺が命令した通りにやってくれてとても楽しかった。
俺はそしてクラスの皆に、怖がられていた。
別に俺は、恐がられることで、俺の言うことは絶対にして、言うことを聞かないやつらを虐めていたんだ……………………
そうしたら、仲間だ、と思っていた奴で彼奴は、彼奴だけは、俺のことを友達と思ってくれている、そう思っていた……………んだが、やはり俺は嫌われていて、ある朝から急に無視され始めた。
何でだよ!と怒鳴ると………………うるせぇーよ!散々威張り散らした挙げ句俺達に虐めさせたくせに、そういう奴は、嫌われて当然なんだよ!と笑われてお前独りなら誰もこわくねぇーよ(笑)何て言われた。
どう考えても、俺が悪い。そんなことは解ってる、だって人を虐めてたんだから………………
これが俺の過ち…
そう、これがボクの過ちなんだ……………
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作者名:瑞希 | 作成日時:2016年2月14日 14時