愛されすぎて“まじめに”困ってます。 (ページ23)

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外を歩いていたらおしゃれなカフェを見つけた。

『あそこのカフェ行きたい！いい？』

ヨシ『うん！行こ！』

よしくんはコーヒー、私はショートケーキとオレンジジュースを頼んだ。

ヨシ『Aはまだこどもやね…』

『え？今なんて言ったの？ん？』

ヨシ『あ、ごめん。何も言ってない。』

2人『笑笑笑笑』

ショートケーキを美味しく食べてたら
よしくんが私のほうにカメラを向けだした。

ポーズをとってみたら、よしくんが笑い出して…

ヨシ『A、これ、動画笑』

『え、もう！言ってよー！』

ヨシ『それとA、クリーム付いてる』

『もしかしてそれ撮ってたん？？』

ヨシ『笑笑、うん、笑笑』

ニヤニヤと意地悪な顔をしてる。

『うわー報告だわ報告。』

ヨシ『誰によ』

『え？決まってるでしょ？』

『偉大なるマシホオッパよ！』

ヨシ『うわーそれはやめて、』

『あと、それ消してね。』

マシホオッパはこの私にも分かるぐらい過保護。

このことをマシホオッパに話したら絶対味方してくれる。

私のことを笑ったよしくんが悪いんだからねぇー

私を敵にまわしたらこわいよぉー！ウヒヒ

ヨシ『て言うか、付いてるの忘れてるでしょ？』

って言ってよしくんの手が近づいてきて

私の口の端についたクリームを

指で取ってなめた。なめた、な、

『え、なめた…』

ヨシ『ん？なに？』

よしくんは何とも思わなかったみたい。

なぜか心臓がざわざわした。何…？病気…？

なんか心がしんどい。