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よしくんとは夕方まで公園を散歩して帰った。
私の心臓のことはよしくんには言わないことにした。
病気だったら活動できなくて困るしね。
宿舎の前まで送ってもらった。
ヨシ『A、また一緒に出かけよ。』
『うん!今日楽しかった!ありがとね。』
ヨシ『こちらこそ。じゃあね👋』
『ばいばーい!👋』
ほんとに楽しかったー。
1人で行かなくて良かった。
そう思って、玄関のドアを開けた。
その瞬間、すぅーっと目の前に黒いものが現れた。
何?おばけ?
もう夕方で暗くて見えなかったけど、
目を凝らしてよく見ると、
アサヒオッパだった。
相変わらず表情から感情が読み取れない。
アサヒ『楽しかった…?』
『うん、、』
それ以上は何も言おうとしない。
私が部屋まで荷物を置きに行こうとすると、
背後霊みたいに一定の距離をあけて着いてきた。
部屋に着いてもその距離は変わらず、そこにいる。
『ねぇ、怖いんだけど。なに?笑』
『なにか言いたいことでもあるの?』
アサヒ『あ、いや、Aに新しく作った曲聞いてみてほしかったんやけど…気づいたらずっと着いてきてたわ。』
アサヒ『もう言った気になってた。笑』
それで待ってたのね。
でも、そんなことある?笑
「いいよ。でも着替えるからちょっと外で待ってて!」
アサヒ『あ、ごめん、部屋で待ってる。』
ガチャン🚪
私が声かけなかったらずっと部屋にいるつもりだったのかな…
恐るべし。
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作者名:Water | 作成日時:2022年10月2日 23時