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カンガエラレナイ ページ9
「ん…颯太…?」
「あぁ、やっと起きた。なかなか起きないから心配したよ」
「っ、あ、ごめんなさい…」
頭に手が伸びてきて思わずビクリとする
しかしその手は優しく髪を撫でただけだった
「怖がらなくていいよ、僕の傍にずっといるなら、ね」
「……な、んで…どうして…私を傍におきたいの?」
「そりゃあ君が大好きで仕方ないからに決まっているだろう?君を愛してるんだよ」
それとも…
「僕に愛されるのは、嫌?」
「ちが…っ、そういう意味で聞いたんじゃないから…!」
「そう、それなら良かった」
怖いのかどうかも分からなくなってきた自分に
これからどうやって逃げよう、なんて考えは無くなってきていた
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作者名:trbyukki x他1人 | 作成日時:2019年4月19日 12時