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アイサレルモノ* ページ2

耳元から、彼の声が聴こえる。







嗚呼、なんて満たされることなんだろう。







これが彼の愛のカタチ。







その愛が私に向けられていると思うと、とても満たされる。








でも、まだ足りない。








彼は愛を伝えてくれるのに、私の愛は何も伝わらない。








そんなの嫌だ。









───今は、何時くらいなんだろうか。







彼が帰ってくるのはいつなんだろうか。







帰ってきたら、いつものようにヘッドフォンを外して。







アイマスクもとって。







私の好きな、いつもの笑顔で。







ただいま、と言ってくれるだろうか。







そして私が愛してると伝えたら──また。








あの笑顔で、抱き締めてくれる。







それが、たまらなく好き。









だから、ねえ早く。







早く帰ってきて。







私たちの───愛の城に────

ハジマリノトキ→←アイスルモノ*



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作者名:trbyukki x他1人 | 作成日時:2019年4月19日 12時

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