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給料分 ページ5
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「三日月の給料分は本丸に行くこと？それとも主を殺すこと？」
少し警戒した顔の加州が尋ねる。
一応君も政府側なのに。には触れない。
「ふむ...あの本丸に行くだけで本来の給料の3倍はもらいたいところだからな。」
政府が働き方改革とやらをしない限り主は死なないだろうな。
とニコニコとおじいちゃんのように笑う。
「政府が働き方を改革なんてしないから、主はおばあちゃんになっても死ねないね。」
「君はさらっと怖いことを言うね。おばあちゃんになる頃には平和になるよ。」
「本当になるかな。ブラック本丸がなくならない限り、平和なんて訪れない。」
「主には申し訳ないのですが、こればかりは山姥切長義に同感です。」
「じゃあ仕事頑張ろうね！！！」
皆が否定的になるので、少し切れそうになる。
まぁ、私自身がおばあちゃんになっても平和ではないとおもうけどさ
同感だけどね！
「じゃあ主よ、そろそろ行くか。」
「うん。」
「いってらしゃい。」
「お気をつけて。」
それぞれの個性的なお見送りを背に、三日月が出てきた画面に飛び込んだ。
神隠しの本丸なんて絶対に危ない。
本物の審神者はきっともう気が滅入って果てて居ても不思議じゃない。
そして私はただの政府の人間。
.......You Die
確定かな。
「さて、ついたぞ主。」
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作者名：名無し子 | 作成日時：2024年2月20日 1時
