こちら、ブラック本丸対策部【刀剣乱舞】 (ページ3)

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ここあぶれいくページ3

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「2振りが頑張ってくれていた間に甘いものを買ってきた私だけど、10分でこの綺麗さ素晴らしいね。」

書類が分類されホコリのない綺麗な部屋。
そして、模様替えをしたのか匠の音楽が流れそうな風通し。
あ、、給湯できる場所も仮眠室もシャワー室もある。帰らせる気ないやつだ。

「ありがとうね、はいココア。」

「ありがとうございます！！」
「……ありがとう」

「長義ってお礼、言えたんだ。」
「ムッ、失礼だぞ加州清光。俺は政府の刀だ。偽物と違って礼儀作法はしっかりしている。」

偽物とか関係なし個体差だね。
とかいうと怒られそうだから、無言でココアを渡し自分の席にしたいデスクに荷物を置いた。

まぁ、荷物と言ってもカレンダーとパソコンだけなので寂しい。

「…質素すぎ。」
「デコるなら俺に任せてよ。」

政府からきてるから荷物なんてないはずなのに、ダンボールからホイホイ荷物を出す加州。
あっという間に私のデスクはオシャレになった。

「この植物、枯らす自信がある。」
「この長谷部、しっかり水をやりますよ。｣
「あ、ほんと？頼んだ。」

さて、本題に入らないとな。

「あのおじさんからどこまで話聞いたか分からないけど、ブラック本丸のリストが紙で届くまでは暇だと私は伺ってます。異論は。」

「…？俺がまとめた書類の山はなんなんだ？」
「あれは、政府のお偉いさんが隠したいこととかあとは、むかーーしに無くなった本丸の資料だね。長義、読めなかったでしょ？」
「…あぁ。」
「やっぱりね、私もギリギリ読めたくらいだせどとりあえず、手をつけなければ問題なし。そのうち消えるでしょ。……他は？」

「もしかして俺たちの本丸がここになるってことでいいの？」
「本丸……まぁほぼ家になりそうだしな。……仮眠室もあるし。……うん。」

「もしや、主は前の部署の時家に帰れなかったのですか！」
「前も何も、時の政府に就職が決まった時点で簡単に家には帰れないよね。まぁ掃除したら広かった事だし大丈夫だと思うよ。きっとね。」

ココアが無くなったところで、コピー機から何かが印刷された音がする。

来たね。