こちら、ブラック本丸対策部【刀剣乱舞】 (ページ13)

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仕事ページ13

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4人で長義主催の茶会を楽しんでいると、電子音が鳴った。

「仕事かな。」

優雅に紅茶を嗜む長義
今日の茶葉は長谷部が選んだチョコの香りの紅茶だからね。甘党長義にとってはさぞ美味しいでしょうね。

ハイテク画面から出てきた文字は、

蜉蝣本丸

管狐より男士の殺戮の恐れあり。
確認願いたい。

刀剣男士髭切
転移番号 46037

「本丸が虫の名前だ……。」
「……茶会の時に絶対調べたらダメなやつだ気持ち悪い…、」

加州が青白い顔で端末を見せてこようとしたので全力で阻止する。

「虫、私苦手なんだよなぁ…まぁでも髭切さんはそういうの気にならなそ〜……」

「うんうん、虫とか名前とかはどうでもいいよね」

前回の三日月宗近とは違い、ちゃんと画面から出てきてくれた髭切。

弟の名前をいつまでも覚えないで有名な髭切。
どうせ私の名前も覚えないだろうと思う。

「おや、なんだか楽しそうだね。僕にも1つ貰えないかい？」
「あぁ。」

長谷部が髭切の手にチョコの包み紙を乗せる。
その間に歌集は新しいお茶を出してくれた。

そりゃ、三日月宗近のことがあったのでね私達も学びますよ。

「あはは、こんなに丁重にもてなしてくれるとは。」

しょっぱいのも欲しいね。と、テーブルに上がっていた野菜チップスをバキバキと空けた。

「…なんだか、自由だな。大丈夫なのか？」
「大丈夫でしょ……、天下五剣じゃなし上手くいけるよ。」

たらふく食べたところで、髭切は笑う。

「さて、鬼退治…と言っていいのかな？いこうか。」
「うん、」