1人の姉と7つ子の俺ら ７〈フィッシャーズ〉

参ります ページ2

『いやいやいや！だって…えぇ！？』



みんなならともかく…

なんでうちが？

まぁ、幸いなことに会社は休暇だけどさ…



シルク
「姉貴」

『う、うん？』

シルク
「何度も言うけど、姉貴はフィッシャーズの一員なの！姉貴がいてくれるから、ここまでやって来れたの！」



みんなの眼差しが真剣だ…

でも、ほんとにいいのだろうか…

YTFFの時だって…そうだったのに



マサイ
「姉ちゃん。俺らね、姉ちゃんに感謝を伝えたいんだ」



急に改まるみんな



モトキ
「だって、シルクも言ったけどさ。姉ちゃんがいてくれるから、ここまでやって来れた。姉ちゃんのおかげで今の俺らがいるんだもん」

ンダホ
「姉ちゃんが本当の夢を捨ててまで俺らのことを考えて今までやってきてくれた。本当に感謝してもしきれないんだって」

ぺけたん
「だから、それをちゃんと形としてね！改めて伝えたい。姉ちゃん、ありがとうって。こんな俺らをいつも支えてくれてって」

シルク
「これさ、受賞出来たら！言う言葉だよなw」

ぺけたん
「あw」

ンダホ
「まぁ、いいじゃん！ノミネート出来ただけでも十分！」

ダーマ
「俺とザカオは生配信見てっから」

ザカオ
「姉貴！行ってきなよ！」



みんなの言葉がすごく暖かかった



マサイ
「あ〜、また泣いてるw」

『え、えぇ…ぇ？』

モトキ
「涙脆すぎるよぉ〜」

『うちも一緒に行っていいの…？』

シルク
「もちろん！むしろ来てほしい！」

ダーマ
「温泉旅行は帰ってきてから！」

ザカオ
「いい宿、見つけとくね！」



てなわけで

私…

魚嶺A…(姉クロード)

アメリカ、ロサンゼルスへ参りますw

いざ！参らん！

ロサンゼルス→←移行＆知らせ

→ 目次へ｜作品を作る｜感想を書く
他の作品を探す