1人の姉と7つ子の俺ら５〈フィッシャーズ〉 (ページ36)

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1つしかないページ36

昼飯を食べ終えると、

姉貴が起きてきた

髪はボサボサで…

目は半分しか開いてなくて…

The 寝起きの顔

ンダホ
「あ、起きてきた。姉ちゃん、ご飯食べる？」

『ん〜？……あとで…』

ソファーに横になった

このままでは二度寝してしまう

シルク
「あーねーきー、二度寝しちゃだーめー」

『わかってる…わかってるんだけど…眠いんだよ…』

シルク
「ははっ！起きて！朝だよ！」

『昼だよ…』

モトキ
「シルク、無理に起こしちゃダメだよ。眠いなら寝させてあげな？」

シルク
「むぅ…はぁーい」

10もしない内に

スーピーと寝息が聞こえてきた

モトキ
「わかってると思うけど、姉ちゃん仕事が忙しいんだよ。あの紙の量見たでしょ？」

ンダホ
「あのさ、その紙の中にさ……俺見ちゃったんだけど…」

マサイ
「何を？」

ンダホ
「なんか、赤、青、黄色、緑、紫の5色があったり…衣装だけじゃなくて、曲？も書いてあったんだよね…」

マサイ
「曲？」

プルルルルルルルル…プルルルルルルルル…

姉貴のスマホが鳴った

飛び起きる姉貴

『はい、もしもし』

眠いはずなのに、はっきりとした受け答え

ペンを持ってきて紙に何かを書いていく

『はい、失礼します。ふぅぁ〜……』

電話を切った瞬間に

大欠伸をして、また寝始めた

オンとオフが凄いw

ンダホ
「そうそう！なんかね…人の名前かな？」

ぺけたん
「名前？」

ンダホ
「うん。『松本』とか『櫻井』って…」

6人
「「えぇっ！？」」

驚くのも当然だ

その名前で思いつくのは1つしかない

国民的アイドル…『嵐』だ

でもなんで？

仕事かな…？

起きてから聞いてみたいけど…

今は爆睡しちゃってて無理だw