特権 ページ34
ふぅ…
熱が高いのか、汗が出てる…
『濡らしたタオル持ってくるね。』
マサイ
「すぅ…」
手を離し、タオルを濡らしてきた
頬や額、首元をふく
改めて思った…綺麗な顔立ちだな〜
いたっ！膝に鈍い痛みが走った
ぶつけた？ま、いっか…
少しは落ち着いたね…
寝たことを確認してリビングに行くと、２人がパソコンで作業していた
シルク
「A、マサイはどんな感じだ？」
『熱が高そうだね…今は落ち着いて寝てるよ。ってて…』
ぱぱっとお粥を作った
ソファーに座ろうと膝を曲げたとき、さっきと同じような痛みが走った
恐る恐る膝までまくってみると、両膝にアザが出来てた
『うわぁ…』
ンダホ
「うわぁ！ど、どうしたのそれ？！」
多分…さっき…いや…
『なんかにぶつけたからかなw』
棚から湿布を取ってくると、「座って。」と言って、ンダホが貼ってくれた
『ひんやりする〜』
シルク
「歩けるか？」
『そんなに重度じゃないからwあ、お茶でもいい？』
２人にお茶を出した
シルク
「無理しすぎるんだよ…あいつは…」
ンダホ
「頑張りすぎちゃうからね…Aと同じだねww」
『あはは…』
マサイのそばに行った
マサイ
「ん…」
『ごめん。起こしちゃった？』
マサイ
「ううん…」
『冷えピタ交換するね。』
マサイ
「つめてぇ〜…ん？湿布貼った？」
においでわかっちゃったかな…
『ぶつけちゃったからね。』
マサイ
「さっき、俺が行った時か…？」
『そんなことは気にしなくていいの。びっくりしたけど、なんか嬉しかったし…ww』
そう言うと、ポッと顔が赤くなるマサイ
『ふふっw何か食べる？』
マサイ
「いらない…」
『薬飲めないよ？少しでもいいから食べた方がいいと思うけど…』
マサイ
「じゃ、少し…」
温めたお粥を持ってきた
マサイ
「食べさせてもらってもいい…？」
『身体起こせる？』
支えながらだけど、少し食べてくれて、薬も飲んでくれたから一安心した
『今日はこのまま寝ていいから。』
マサイ
「ごめんな…」
『大丈夫。逆に看病させれくれて嬉しいよ。』
マサイ
「…そかw」
『こういうことできるってか、させてくれるのって、彼女の特権？ってやつなのかな〜ってw』
マサイ
「A、」
『ん？』
マサイ
「移っちゃうから…『ほんとに？』えっ？」
『移っても大丈夫。ホントの気持ちは？』
マサイ
「そばに…いてほしいです…」
本音で言えるって、嬉しい
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ミライアル(プロフ) - かれーこさん» ありがとうございます！ (2019年3月24日 0時) (
レス) id: f908cf60bf (このIDを非表示/違反報告)
かれーこ - 作者様の作品、全部とても面白くて大好きです！これからも頑張ってください！ (2019年3月24日 0時) (レス) id: 6209d012cf (このIDを非表示/違反報告)
ミライアル(プロフ) - ハヤテさん» ありがとうございます！ (2019年3月22日 19時) (レス) id: f908cf60bf (このIDを非表示/違反報告)
ハヤテ - いつも楽しく見せて頂いてます。物語の展開が好きです。更新楽しみにしてます。 (2019年3月22日 18時) (レス) id: 2fb5b32da8 (このIDを非表示/違反報告)
ミライアル(プロフ) - 池谷和美さん» ありがとうございます！ (2019年3月22日 15時) (レス) id: f908cf60bf (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ミライアル | 作成日時：2019年3月4日 15時
