猫、食べる ページ4
燭台切光忠
「黒猫？」
大倶利伽羅
「どうした」
燭台切光忠
「伽羅ちゃん、そこに黒猫がいるんだ。見えるかい？」
大倶利伽羅
「あれか」
燭台切光忠と大倶利伽羅が辛うじて機能する厨を使って料理をしていると、目と鼻の先に黒猫がいる。しかも香箱座りだから落ち着いてる証拠。
大倶利伽羅
「逃げないな」
燭台切光忠
「伽羅ちゃん、捕まえてみたらどう？」
大倶利伽羅
「光忠がやれ」
燭台切光忠
「僕は今、火から目を離すわけにはいかないからさ」
大倶利伽羅
「……」
ため息つきながら大倶利伽羅は黒猫に近寄り、指を近づけた。スンスンと匂いを嗅ぎ、手に擦り寄る黒猫に表情が和らぐ。いつの間にか痛みが取れ元通りになってる身体に驚く。そっと黒猫を抱え上げ、燭台切のもとへ連れてく
燭台切光忠
「あれ、伽羅ちゃん、身体…」
大倶利伽羅
「あぁ。今までの怪我が完全に治っている。この黒猫のせいか」
燭台切光忠
「不思議な黒猫だね。(_んにぁ)どうしたんだい？何か食べたいのかな。あまり物が無いけど…あったあった」
燭台切が汚れを払った小皿に鰹節を少量出して床に置く。大倶利伽羅が黒猫を床に下ろすと、パクパクと食べ始めた。その様子を微笑ましく見てる2振りの視線を感じたのか、黒猫は見上げて、にゃあと鳴いた
燭台切光忠
「美味しいかい？それともありがとうって言ってるのかな。！僕の怪我も治ってる…ほんとに不思議な黒猫だ…」
黒猫を撫でた燭台切光忠と大倶利伽羅は怪我が完治していたのだ。鰹節を食べ終えた黒猫はそのまま厨をてくてくと出て行った
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ミライ(プロフ) - まーちゃんさん» コメントありがとうございます。構想は練っているのでいつかは文字にして書きたいと思います。 (4月24日 0時) (
レス) id: 17218a0b9e (このIDを非表示/違反報告)
まーちゃん(プロフ) - とても面白かったです。 できたら学校でいじめられてる子がブラック本丸の審神者になる﹆そう言う夢小説が読みたいです 出来たらで大丈夫です。これからも頑張ってください (4月24日 0時) (レス) id: 6350c1876f (このIDを非表示/違反報告)
ミライ(プロフ) - ローズクロスさん» ありがとうございます！ (4月22日 21時) (レス) id: 17218a0b9e (このIDを非表示/違反報告)
ローズクロス(プロフ) - 完結おめでとうございます!読み始めてから毎日、更新を楽しみにしてました☺ (4月22日 21時) (レス) id: 928643df23 (このIDを非表示/違反報告)
ミライ(プロフ) - 赤瑪瑙さん» ありがとうございます！ (4月22日 21時) (レス) id: 17218a0b9e (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ミライ | 作成日時：2024年1月26日 0時
