猫、手当される ページ22
鯰尾藤四郎
「いち兄！あいつ政府に連れてかれて、2度と来ないようにしてくれたらしいよ。審神者も剥奪だって」
それを聞いた一期一振含める刀剣達はホッと胸を撫で下ろす。薬研は主(黒猫)の治療を試みる。が、
薬研藤四郎
「すまねぇ…全くわからない…」
座布団の上で横になっている主(黒猫)にそう伝える。人の身体と猫はかなり違う。おまけに猫は痛みを我慢するため触ってもどこが痛いとは言ってくれないだろう。
__にゃぉ
薬研藤四郎
「んぉ、何だ？」
起き上がり薬研に擦り寄る。その歩き方がおかしいことに気付く。手を触ってみると、明らかに嫌そうな顔を見せる主(黒猫)。
加州清光
「主は猫だけど、俺達の主だからさ。ちゃんと伝えてくれるよ」
一期一振
「自分では出来ないから、やって欲しいと言っているのかもしれませんね」
手はもしかしたら骨にまで衝撃が響いているかもしれない、幸いにも背骨には影響して無くて本当に良かった。それにところどころ傷も。
薬研藤四郎
「ガーゼとかを貼りたいが、毛のせいで無理だな。せめて消毒だけでもやっとくぜ」
鶴丸国永
「よし、俺が抑えとこう」
__ぎゃん！！
鶴丸は嫌われてるんだか、はたまた抑え方が下手なのか…
大倶利伽羅に代わってもらい、身体の傷を消毒してもらう。
南泉一文字
「確か、あれだろ？猫って舌がギザギザしてて、毛繕いの時に傷を舐めるって」
薬研藤四郎
「そうだな。どうするか…」
悩んでいると、下の方から「出来た！」という声がした。階段を上がって部屋に来たのは、歌仙兼定。
歌仙兼定
「見てくれ。主の服を作ったんだ」
服というが、俗に言う服帯のようなもの。これを着させて消毒した箇所を舐めさせないようにすればいい、という考え。
薬研藤四郎
「主、これ着てくれるか？」
__にゃぅ？
2振り程度でゆっくりと着せていく、サイズもぴったりだった。
へし切長谷部
「主の身体が治るまで付きっきりで見る。ここにいる刀剣で協力するように」
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ミライ(プロフ) - まーちゃんさん» コメントありがとうございます。構想は練っているのでいつかは文字にして書きたいと思います。 (4月24日 0時) (
レス) id: 17218a0b9e (このIDを非表示/違反報告)
まーちゃん(プロフ) - とても面白かったです。 できたら学校でいじめられてる子がブラック本丸の審神者になる﹆そう言う夢小説が読みたいです 出来たらで大丈夫です。これからも頑張ってください (4月24日 0時) (レス) id: 6350c1876f (このIDを非表示/違反報告)
ミライ(プロフ) - ローズクロスさん» ありがとうございます！ (4月22日 21時) (レス) id: 17218a0b9e (このIDを非表示/違反報告)
ローズクロス(プロフ) - 完結おめでとうございます!読み始めてから毎日、更新を楽しみにしてました☺ (4月22日 21時) (レス) id: 928643df23 (このIDを非表示/違反報告)
ミライ(プロフ) - 赤瑪瑙さん» ありがとうございます！ (4月22日 21時) (レス) id: 17218a0b9e (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ミライ | 作成日時：2024年1月26日 0時
