猫、日向ぼっこする ページ14
それぞれが自室へ戻る。黒猫は縁側に座り日向ぼっこをする。もちろん、香箱座りで。背後から黒猫に近寄る1振り。
鶯丸
「おや、主もここがお気に入りなのかい？」
ここはよく日が当たる場所で、茶飲みには最適なのだと鶯丸は言う。コトッと急須や湯呑みなどを置いていく。その中で黒猫は1つの皿に目が留まる。
鶯丸
「それは茶菓子だが、主は食べれないだろう」
茶菓子の置かれてる和紙がカシャカシャ音がする為、瞳孔が開き、パシパシ手を出している。
鶯丸
「こらこら」
三日月宗近
「おや、主と鶯丸か。茶を飲むのか？どれ、じじいもいただこう」
鶯丸が茶を淹れるところを、じーっと見てる黒猫。急須から湯呑みに注がれるお茶に手を出そうとすると、三日月が優しく抱っこして止める。
三日月宗近
「主も飲むか？」
__にゃあん
三日月宗近
「熱湯では飲めない。鶯丸、あとで主のお茶を用意してくれないか？」
鶯丸
「わかった。すぐに用意しよう」
鳥の鳴き声が聞こえる。耳を立てヒゲをピンと張らせ、何処にいるのかとキョロキョロする黒猫。
三日月宗近
「はっはっはっ、今のは鶯丸の声だ。うぐいすのさえずりを真似たのだぞ」
鶯丸
「前に1度、長谷部がうぐいすを捕まえようと、籠を持ってきたことがあった。さ、主。茶を淹れた。ゆっくり飲んでくれ」
三日月が黒猫を下ろすと、くんくんと匂いを嗅ぎ、茶を飲み始める。少しすると満足そうな顔をして、どてっと寝そべり毛繕いをし始める。
三日月宗近
「日差しが暖かい。隣にはふわふわで日差しを浴びた暖かい主がいるな。枕にしてもよいか？」
__んにゃ
三日月宗近
「枕は嫌であったか。まるで、言葉が通じているように会話ができるな」
加州清光
「あっ！乱、見つけたよ！」
乱藤四郎
「主！あとで僕たちの部屋に来て！」
何やらウキウキな2振りの表情を一瞬見ると、すぐに顔を背ける。今の時間の日向ぼっこは邪魔しないでくれって言っているようだ
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ミライ(プロフ) - まーちゃんさん» コメントありがとうございます。構想は練っているのでいつかは文字にして書きたいと思います。 (4月24日 0時) (
レス) id: 17218a0b9e (このIDを非表示/違反報告)
まーちゃん(プロフ) - とても面白かったです。 できたら学校でいじめられてる子がブラック本丸の審神者になる﹆そう言う夢小説が読みたいです 出来たらで大丈夫です。これからも頑張ってください (4月24日 0時) (レス) id: 6350c1876f (このIDを非表示/違反報告)
ミライ(プロフ) - ローズクロスさん» ありがとうございます！ (4月22日 21時) (レス) id: 17218a0b9e (このIDを非表示/違反報告)
ローズクロス(プロフ) - 完結おめでとうございます!読み始めてから毎日、更新を楽しみにしてました☺ (4月22日 21時) (レス) id: 928643df23 (このIDを非表示/違反報告)
ミライ(プロフ) - 赤瑪瑙さん» ありがとうございます！ (4月22日 21時) (レス) id: 17218a0b9e (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ミライ | 作成日時：2024年1月26日 0時
