無限列車 ページ40
加州清光side
発車直前の列車に乗り込む
1番後ろの乗客は疎らだ
加州清光
「ほんとにこんなとこに鬼なんて出るのかな」
『待って。いる』
主が途端に構える
真っ直ぐ突っ切って行けば、鬼と時間遡行軍
「待て！伊之助！逃げ遅れた人がいる！」
明石国行
「あかん。あれだと人も斬ってしまう」
『いや、それは大丈夫。だってここに居るの、柱だから』
「不知火！」
ゴウゥゥと炎が上がり、鬼の首を斬り落とした
この人か？
なんか…目力とか熱が凄いんだけど
今剣
「あるじさま、ここでのたたかいはどうなったかごぞんじですか？」
『無限列車の任務には来てないの。だから、どうなるかわからないけど…わかることは下弦の壱を倒し、その後上弦の参が現れる。そして、煉獄さんが命を落とす…こと』
大和守安定
「…苦しいけど歴史を変えないようにしないとだね」
『うん』
……
小狐丸
「どういうことでしょうか。乗客が眠っていますね」
『これが下弦の能力…私たちはとにかく時間遡行軍を倒すことに集中しよう。きっと、どこかに……！』
と、乗客同様に眠っている鬼殺隊の人達
その人たちに斬り掛かろうとする時間遡行軍
加州清光
「そうはさせないけどね！」(ｶﾞｷﾝ！)
「わぁー！ﾊｧ……ﾊｧ…禰豆子！」
どうやら、1人が起きた
「な、何だこの化け物は…それに貴方たちは…」
加州清光
「こいつらは俺たちが倒すから、早く鬼を斬っちゃって」
「ありがとうございます」
市松模様の羽織りを着た人
この人は最終決戦にも居た
だからここで死なせてはいけない
歴史を変えてはいけない
時間遡行軍と戦闘して、しばらく経った時
物凄い断末魔が列車に響き渡った
同時に乗客に襲いかかる肉片
全てを風の如く斬っていく主
「君は！」
『この列車は、じきに脱線する。型を出して被害を最小限に』
「わかった」
あの暑苦しそうな人に指示をし、見た事のない構えをする主
『皆、できるだけ自分を守って。最小限に抑えられるように努力はするけど…』
その瞬間、物凄い暴風が吹き荒れた
……
ﾊﾟﾁｯ…
目を覚ますと土の上
確か…列車が脱線するとかで主が…
小狐丸
「物凄い衝撃でしたね…」
今剣
「いっててて…」
大和守安定
「大丈夫！？こっちに移動しよう」
今剣
「大和守さん…あるじさまはどこへ？」
明石国行
「確かに見当たらんな」
探すと、足が列車に潰され動けない主がそこに居た
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ミライ(プロフ) - 凛音さん» コメントありがとうございます。続編書こうとなると、終わりが難しくなりそうな気がして…でも考えてみますね。 (11月10日 18時) (
レス) id: ea2ac79fdf (このIDを非表示/違反報告)
凛音 - とてもいい作品でした。終わり方もしっかりしていて、楽しく読ませていただきました。でもこれで終わりなのが寂しいです。 (11月10日 17時) (レス) @page49 id: 0943923905 (このIDを非表示/違反報告)
ミライ(プロフ) - 夢さん» コメントありがとうございます。そう言っていただけて嬉しいです。 (10月16日 18時) (レス) id: ea2ac79fdf (このIDを非表示/違反報告)
夢(プロフ) - めっちゃ面白いです！！！ (10月16日 17時) (レス) @page40 id: 7270de2e7f (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ミライ | 作成日時：2023年9月11日 21時
