居場所 ページ30
大和守安定side
大和守安定
「あ、帰ってきた」
今剣
「ほんとうですか！？」
五虎退
「あ、主さんは…？」
薬研藤四郎
「見に行くぞ」
粟田口派の短刀たちが主となり、バタバタバターっと転送装置の方へ走っていく
今剣
「おかえりなさい！あの…あるじさまは？まさか…」
三日月宗近
「大丈夫だ。ちゃんと戻って来たぞ」
傷ついた清光たちを急いで手入れ部屋に入れて手入れをする主
出てきた途端
今剣
「あるじさまっ！」
五虎退
「主さん！」
『うわっ！』
待機してた皆が押し寄せて主は尻もちをついてしまった
五虎退
「主さん、消えないで…！」
『え？』
厚藤四郎
「聞いたんだ。主が消えるんじゃないかって」
前田藤四郎
「絶対に嫌です！」
平野藤四郎
「消えるって聞いた時はほんとに驚きました…」
薬研藤四郎
「絶対に許さないからな。大将はこの本丸に必要なんだ」
鯰尾藤四郎
「そうですよ！ほんとに。いち兄までずーっとソワソワしてたんですから！でも…ほんとに帰ってきてくれて良かったです」
主から一向に離れようとしない今剣
『今剣、離して』
今剣
「…いやです」
『う、動けないから…』
今剣
「ぜったいに、はなしません！はなしてしまったら、あるじさまは きえてしまう…だから、いやです……ていれしてくださったとき、こころがあたたかくなるような…いままでかんじたことなくて…」
『今剣…』
今剣
「このほんまるには、あるじさまがひつようなんです…！あるじさまじゃなきゃ…ぃ、いやです…！」
泣き出してしまった
優しく頭を撫でる主
『ありがとう、今剣。もう大丈夫。ほら、ちゃんと私はここにいるでしょ？。もう消えるなんて言わないから、安心して』
今剣
「ほ、ほんとうですか…？」
『ほんと』
今剣
「……よかったです…」
『皆も心配かけてごめんね。私はちゃんと居るから。って、ちょちょちょ！うわっ！』
短刀たちが主に飛びつく
一期一振
「こらこら。退いてあげないと、動けなくなってしまうよ。けど、よく戻ってきてくれました、主」
………
夢主side
皆の目がすごく温かい
『私…ここに居ていい？』
「「もちろん/もちろんです！」」
『…ありがとう』
みんなが笑顔で元気に過ごしてくれれば、それでいい
本丸に来た時に思ってた願いが、叶った気がした
私の居場所もやっと見つけた
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ミライ(プロフ) - 凛音さん» コメントありがとうございます。続編書こうとなると、終わりが難しくなりそうな気がして…でも考えてみますね。 (11月10日 18時) (
レス) id: ea2ac79fdf (このIDを非表示/違反報告)
凛音 - とてもいい作品でした。終わり方もしっかりしていて、楽しく読ませていただきました。でもこれで終わりなのが寂しいです。 (11月10日 17時) (レス) @page49 id: 0943923905 (このIDを非表示/違反報告)
ミライ(プロフ) - 夢さん» コメントありがとうございます。そう言っていただけて嬉しいです。 (10月16日 18時) (レス) id: ea2ac79fdf (このIDを非表示/違反報告)
夢(プロフ) - めっちゃ面白いです！！！ (10月16日 17時) (レス) @page40 id: 7270de2e7f (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ミライ | 作成日時：2023年9月11日 21時
