検索窓
今日:61 hit、昨日:58 hit、合計:25,655 hit

ページ17

夢主side


鶴丸国永
「おっと、こりゃ驚いたぜ。あんたから出向いてくれるとは有難い」

今剣
「い、いわとおし…こわいです…」

岩融
「大丈夫だ、今剣」

にっかり青江
「僕に斬られに来たのかい?」

石切丸
「手入れをするというのかな?」


完全に敵意を向けられてる感じがするなー


『鶴丸国永、今剣に岩融、にっかり青江に石切丸だね』

鶴丸国永
「俺たちのことは把握済みってことか。んで、どうすんだ?打ちのめすか?折るか?」

『打ちのめすことも折ることもやらないよ。手入れをしに来たの』

石切丸
「何故手入れをするのかな?私たちのこの本丸はずっと放置されていたんだ。もう今更手入れなんてする必要無いんだよ」

『例えそうだとしても、手入れをしたい。そんなボロボロな姿で、全身も痛いはず。皆を手入れして、元気になって笑顔で過ごして欲しいって』

にっかり青江
「その言葉は本当かな?」

『信用されてないのは分かりきってる。なんなら斬ってもいい。何回でも』


そう言い終わった瞬間、私の腕が斬り落とされる

でも、すぐに再生


鶴丸国永
「あんたは驚きの塊か?斬っても再生するなんて聞いたことない。人間じゃないな」

『私のことを包み隠さず話すよ』


……


石切丸
「なるほど」

『信用するもしないも皆次第』

今剣
「ぼ、ぼくは…あなたをしんじてみたい……」


小さな子が私の前にゆっくり歩み寄って来た


今剣
「こんなボロボロだから…もうまもりがたなっていえないけど……あなたからかんじるれいりょくは…とてもあたたかい…ていれ、おねがいします」

『わかった』


ゆっくりと霊力を送る

もちろん、他の4振りにも伝わるように


にっかり青江
「凄いね…」

石切丸
「傷が…」

岩融
「今剣!何ともないか!」

今剣
「すごいです!からだが、とてもかるい!ありがとうございます…!」


大広間を後にしようとすると


鶴丸国永
「へぇ〜。人間じゃない審神者って訳か。手入れの事には礼を言う。あんたのこともう少し観察させてもらうぜ」

『どーぞ、お好きに』

観察→←手入れ継続



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 10.0/10 (26 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
90人がお気に入り
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

ミライ(プロフ) - 凛音さん» コメントありがとうございます。続編書こうとなると、終わりが難しくなりそうな気がして…でも考えてみますね。 (11月10日 18時) (レス) id: ea2ac79fdf (このIDを非表示/違反報告)
凛音 - とてもいい作品でした。終わり方もしっかりしていて、楽しく読ませていただきました。でもこれで終わりなのが寂しいです。 (11月10日 17時) (レス) @page49 id: 0943923905 (このIDを非表示/違反報告)
ミライ(プロフ) - 夢さん» コメントありがとうございます。そう言っていただけて嬉しいです。 (10月16日 18時) (レス) id: ea2ac79fdf (このIDを非表示/違反報告)
(プロフ) - めっちゃ面白いです!!! (10月16日 17時) (レス) @page40 id: 7270de2e7f (このIDを非表示/違反報告)

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:ミライ | 作成日時:2023年9月11日 21時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。