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夢主side
鶴丸国永
「おっと、こりゃ驚いたぜ。あんたから出向いてくれるとは有難い」
今剣
「い、いわとおし…こわいです…」
岩融
「大丈夫だ、今剣」
にっかり青江
「僕に斬られに来たのかい?」
石切丸
「手入れをするというのかな?」
完全に敵意を向けられてる感じがするなー
『鶴丸国永、今剣に岩融、にっかり青江に石切丸だね』
鶴丸国永
「俺たちのことは把握済みってことか。んで、どうすんだ?打ちのめすか?折るか?」
『打ちのめすことも折ることもやらないよ。手入れをしに来たの』
石切丸
「何故手入れをするのかな?私たちのこの本丸はずっと放置されていたんだ。もう今更手入れなんてする必要無いんだよ」
『例えそうだとしても、手入れをしたい。そんなボロボロな姿で、全身も痛いはず。皆を手入れして、元気になって笑顔で過ごして欲しいって』
にっかり青江
「その言葉は本当かな?」
『信用されてないのは分かりきってる。なんなら斬ってもいい。何回でも』
そう言い終わった瞬間、私の腕が斬り落とされる
でも、すぐに再生
鶴丸国永
「あんたは驚きの塊か?斬っても再生するなんて聞いたことない。人間じゃないな」
『私のことを包み隠さず話すよ』
……
石切丸
「なるほど」
『信用するもしないも皆次第』
今剣
「ぼ、ぼくは…あなたをしんじてみたい……」
小さな子が私の前にゆっくり歩み寄って来た
今剣
「こんなボロボロだから…もうまもりがたなっていえないけど……あなたからかんじるれいりょくは…とてもあたたかい…ていれ、おねがいします」
『わかった』
ゆっくりと霊力を送る
もちろん、他の4振りにも伝わるように
にっかり青江
「凄いね…」
石切丸
「傷が…」
岩融
「今剣!何ともないか!」
今剣
「すごいです!からだが、とてもかるい!ありがとうございます…!」
大広間を後にしようとすると
鶴丸国永
「へぇ〜。人間じゃない審神者って訳か。手入れの事には礼を言う。あんたのこともう少し観察させてもらうぜ」
『どーぞ、お好きに』
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ミライ(プロフ) - 凛音さん» コメントありがとうございます。続編書こうとなると、終わりが難しくなりそうな気がして…でも考えてみますね。 (11月10日 18時) (レス) id: ea2ac79fdf (このIDを非表示/違反報告)
凛音 - とてもいい作品でした。終わり方もしっかりしていて、楽しく読ませていただきました。でもこれで終わりなのが寂しいです。 (11月10日 17時) (レス) @page49 id: 0943923905 (このIDを非表示/違反報告)
ミライ(プロフ) - 夢さん» コメントありがとうございます。そう言っていただけて嬉しいです。 (10月16日 18時) (レス) id: ea2ac79fdf (このIDを非表示/違反報告)
夢(プロフ) - めっちゃ面白いです!!! (10月16日 17時) (レス) @page40 id: 7270de2e7f (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:ミライ | 作成日時:2023年9月11日 21時