呪われし刀剣女士【刀剣乱舞】 (ページ7)

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初出陣ページ7

へし切長谷部
「初めての出陣だな、A」

『…出陣』

髭切
「時間遡行軍を倒して歴史を守るんだよ」

膝丸
「だが、戦い慣れているのか？出陣前に心配なら相手してやってもいい」

『…大丈夫』

部屋へ向かったA

少しすれば、初対面でも着ていたあの服を身に纏っていた

鶴丸国永
「戦闘デビューってな。無事に帰ってこいよ」

『…うん』

隊長は三日月宗近

加州清光、薬研藤四郎、Aの計4振り

支度を済ませたAは転送装置の前へ向かった

へし切長谷部
「4振りとも、折れることなく帰って来るように」

三日月宗近
「あいわかった。では行こう」

……

加州清光
「じゃ、隊長。偵察よろしく」

三日月宗近
「うむ。おや、すでに囲まれていたか」

薬研藤四郎
「A、無理に前に出なくていいからな」

『…うん』

数は多いけど俺にとっては、へっちゃらだ

『…刀』

俺の後ろからシャキンと抜刀する音が聞こえた

振り向くと、小柄な体格より明らかに大きな刀を持つAの姿

加州清光
「！？」

異様なまでの気配

次々と時間遡行軍を切り刻んでいく

切られた時間遡行軍は、苦しみに悶えて断末魔を上げながら朽ちていく

加州清光
「な、何あれ…」

薬研藤四郎
「うおっ！な、なんだ？」

三日月宗近
「見事な戦いだな」

どす黒い何かを纏っているような

そんな恐ろしい雰囲気だった

その際に見えた…

巻かれていた包帯が緩み、どす黒い腕や足が露わになる

Aは…只者じゃない刀剣女士だと思わされた

『(ﾁｬｷｯ)…帰ろ』

……

鶴丸国永
「戻ったかって、どうしたんだ加州」

加州清光
「鶴丸。A、かなりやばいよ」

鶴丸国永
「やばい？どんなふうにだ？」

加州が起こったことを事細かく説明

その後、俺はAがどんな刀なのか説明する

加州清光
「呪われた刀…」

『…鶴、戻ったよ』

鶴丸国永
「おう」

Aが去ったあとで加州に話す

鶴丸国永
「あいつは、自分のことを不幸を呼ぶ刀、呪われた刀と言ってるんだ。だが、俺はそうとは思わない。なんかあっても断ち切ればいいってなぁ」

加州清光
「まぁそうだね。鶴丸も1度Aと出陣してみるとわかるよ。めっちゃ凄いから」