呪われし刀剣女士【刀剣乱舞】 (ページ6)

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おやすみページ6

風呂に入ってきて、部屋でゆっくり過ごす

燭台切光忠
「沢山食べてくれて良かったよ。作ったかいがあったね」

鶴丸国永
「だな。しっかし、あの量よく作ったなぁ。美味すぎて箸が止まらなかったぜ」

大倶利伽羅
「戻った」

伽羅坊が戻ってきた

鶴丸国永
「Aは？」
　
大倶利伽羅
「今から風呂だ。もう少ししたら来る」

使い方も説明してあるし、大丈夫だろう

……

スサー…

『…戻った』

鶴丸国永
「おぅ、おかえり。ここがAの布団だ。ゆっくり休んでな」

『…うん。あ…薬研、起きてるかな…』

燭台切光忠
「粟田口はきっと皆寝ちゃってるかもね」

『…そっか』

布団の方に歩み寄ると、ズルズルと引き摺り俺から引き離す

鶴丸国永
「おいおい、俺の隣は嫌か？」

『…違うけど』

鶴丸国永
「なら、決まりだな。ほら」

『…ぁ……』

鶴丸国永
「それ(包帯)は外すか？」

『…外さない』

鶴丸国永
「寝にくくないか？」

『…大丈夫』

布団に入り、目を閉じる

隣の音からするに、Aが布団に入ったな

目を開けると、

俺に背を向け、首より少し上まで布団をすっぽり被った

鶴丸国永
「おやすみ、A」

『…おやすみ』

……

パチッ…

いつもより早く目が覚めちまったなぁ

光坊と伽羅坊はまだ寝てる

『…っ……ぅっ…』

鶴丸国永
「A？おい、A」

悪い夢を見てたのか少々魘されてるのか？

肩を揺すって起こすと、額が少し汗ばんでいた

『…っ、鶴？』

鶴丸国永
「大丈夫か？良くない夢でも見たか？」

『…うん。大丈夫』

鶴丸国永
「腕、痛むのか？」

『…ん』

腕を押さえている

そこは呪いがあるところ…か

鶴丸国永
「少し話すか？」

『…ううん。寝るね』

すっぽりと布団を被った

俺も寝るか

……

朝日を感じて目を開ける

『…鶴、起きた』

じーっと俺のことを見るA

鶴丸国永
「？」

『…寝癖ついてる』

鶴丸国永
「え？あ、あぁ。よし、支度すっか。早く行かねぇと長谷部に怒られちまう」

『…長谷部？』

鶴丸国永
「へし切長谷部。主お世話係なんだぜ」

『…ふーん』

パパッと支度を済ませ、これから向かう場所にAも連れて行く

そりゃそうだ、同じ刀剣から生まれたんだ

仲間だもんな