呪われし刀剣女士【刀剣乱舞】 (ページ5)

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歓迎ページ5

加州清光
「俺は加州清光。新選組、沖田総司が使っていたとされる刀。よろしく」

『…A。よろしく』

手を出す加州に、握手をしようとするも

はっ、と何かを感じて握手をすることをやめるA

今剣
「あなたがあたらしいとうけんですね！ぼくは今剣、よしつねこうの、まもりがたななんですよ！どうだ、すごいでしょう！」

『…私はA。名前は鶴に付けてもらった』

加州清光
「へぇ〜。いい名前じゃん。可愛いし」

『…か、可愛い……？』

加州清光
「ほらほら、行くよー」

今剣
「いきましょう！Aさん！」

今剣が包帯の巻かれてない手を取って、引っ張っていく

……

大広間に来ると、粟田口含める多くの刀剣らがAを取り囲んでワイワイ話していた

薬研藤四郎
「その包帯は外してもいいものなのか？」

『…あまり見せたくない…ごめん』

薬研藤四郎
「わかった。もし、変えたくなったらいつでも言ってくれ」

『…うん。ん…虎』

さっきも擦り寄ってきてたが、虎はすっかり懐いてる様子

乱藤四郎
「ねぇ、その髪結んでもいい？」

『…髪？別にいいけど…』

加州清光
「俺もー。綺麗な銀髪だね」

乱に便乗して加州もAの髪を結う

光坊が夕餉の支度を済ませてきた

燭台切光忠
「今日は腕を振るったよ。何せ新しい仲間の歓迎もあるからね。さ、食べて」

沢山並べられた料理

1つ1つ見て、目をパチクリさせてる

『…凄い』

燭台切光忠
「今日は炊き込みご飯だよ。この前採れた筍も沢山入ってるんだ。まだまだあるからね」

大和守安定
「はい。どうぞ」

『…ぁ、ありがと』

鶴丸国永
「光坊の作る夕餉は最高に美味いんだぜ？」

『…いただきます』

ゆっくりと箸で1口を口へ運び、噛みしめるA

何故か、皆が手を止めてその動きをじっと見てる

鶴丸国永
「なーにAのこと見てんだ」

鯰尾藤四郎
「だって、気になるじゃないですか。どうです？」

『…うん。美味しい』

表情は乏しいと思ったが、その後の箸のすすみ具合から見て

美味いんだなと、俺は思った

三日月宗近
「はっはっはっ、お主を歓迎するぞ。何かわからないことがあれば遠慮せず聞くといい」

『…わかった』