呪われし刀剣女士【刀剣乱舞】 (ページ30)

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たまたま通った陸奥守

陸奥守吉行
「わしにこの写真とやらを現物にしたいと言ってきてのう。ちょっと教えたら、物凄い速さじゃった。満足そうで嬉しそうだったぜよ」
　
加州清光
「そうだったんだね。よく撮れてるじゃん」

よく見れば、まだ貼られてない写真がある

1番最後までめくると、今度は伏せられた写真があった

鶴丸国永
「！」

加州清光
「え、いつ撮ったんだろう。これ凄い珍しくない？」

大和守安定
「ほんとだ！よく撮ったね、A」

確かに、いつ撮られたんだ？

胡座をかいて頬杖を突きながら寝てる俺の写真だ

恥ずかしいもあるが、よく撮ったなと感心の方が大きい

陸奥守吉行
「この写真か？Aに聞いちょったら、1番好きな写真て答えとったぜよ」

1番…好きな…か

鶴丸国永
「そうか(ﾊﾟﾀﾝ)うっし、掃除の続きだ」

……

陸奥守は出陣のため、足早に転送装置へ

Aの居たところは、包帯やら手当の道具やら

服をかける物や、布団くらいで、その他はあまりなかった

鶴丸国永
「助かったぜ。ありがとな」

　
大和守と加州は自室へ戻った

燭台切光忠
「鶴さん。昼餉用意できてるよ」

鶴丸国永
「おう。ん？伽羅坊と貞坊は出陣か」

燭台切光忠
「丁度持ってきたから、ここで食べていいかい？」
　
鶴丸国永
「あぁ。ほら座れ座れ！」

食べながら、会話が弾む

燭台切光忠
「ここの部屋、広く感じる？」

鶴丸国永
「まぁな。Aが居ないと俺だけじゃ広すぎるぜ」

燭台切光忠
「そうだね」

鶴丸国永
「今あいつが何処にいるかわからねぇ。戻ってきた時、光坊の最高の料理を食わせてやってくれよ」

燭台切光忠
「勿論」

昼餉を終えた

少し昼寝でもすっか

横になった途端

本丸中に警報音が鳴り響いた