呪われし刀剣女士【刀剣乱舞】 (ページ17)

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隊長ページ17

『…き、緊張する』

今剣
「だいじょうぶですよ！ぼくもそばにいます！」

大倶利伽羅
「俺もいるから、大丈夫だ」

『…う、うん…』

Aさんが何でこんなに緊張しているのか

時を遡りましょう

……

へし切長谷部
「主からの命だ。今回出陣してもらう第1部隊の部隊編成を大幅に変える。隊長をA」

『…ぇ、えぇ！？わ、私…？』

へし切長谷部
「主から直々にお願いしたいとのことだ。何がともあれ、経験を積んでおくのは悪くない。今回はAを隊長とし、今剣、明石国行、蛍丸、大倶利伽羅の計5振りだ」

長谷部さんが出陣部隊の旨を伝えたのはいいんですが

居なくなったあと…

『…(ずうぅぅん…)』

部屋の隅で座り込み、明らかに元気が無いAさん

今剣
「Aさん！はじめてのたいちょうですね！だいじょうぶです！わからないことがあれば、えんりょせずきいて、たすけあいましょう！」

『…ぁ…ありがと…今剣…』

大倶利伽羅
「支度するぞ」

『…うん』

Aさんを待ってる時

鶴丸国永
「大丈ー夫だ！Aは大丈夫！この俺が言うんだぜ？」

鶴丸さんの声が聞こえてきましました

Aさんを励ましてるようですね

『…私が隊長でいいのかってこと…伽羅とか、明石のほうが相応しいと思うんだけど…』

鶴丸国永
「長谷部の言う通り、隊長を経験することも大事だ。なーに、隊長だからって全振り纏めなくちゃいけないわけじゃない。ただ、隊長としての重要な役目は、「誰も折れずに帰ってくること」。これだけだ。さ、もうすぐ時間だろ？ほら、行って来い！」

部屋から出てきたAさん

今剣
「ぼく、あまりかたなをみたことなかったのですが、とてもおおきなかたなですね！」
　
『…持つ？』

今剣
「いいんですか！もってみたいです！」

持ったのはいいんですけど、僕には重すぎて…

この刀を軽々と使われるということですよね…？

Aさん…凄いです…！

転送装置へ向かうと

大倶利伽羅
「来たか」

明石国行
「隊長はん。よろしゅーな」

蛍丸
「僕たちもサポートするよ」

すでに皆さんお待ちでした

へし切長谷部
「A隊長。部隊全振り、折れることなく帰ってくること。もちろんだがA、お前もだ。それと、主からこれを預かった」

『…お守り？』

へし切長谷部
「持っておけ。さて、時間だな」

Aさんが転送する時代へ時間を合わせる

『…行ってきます』