呪われし刀剣女士【刀剣乱舞】 (ページ13)

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手合わせページ13

大和守安定
「はい」
　
『…これは？』

大和守安定
「木刀だよ。真剣でやったら大変なことになるからね」

加州清光
「前に和泉守と真剣でやってたのは、どこの誰だろうねー」

大和守安定
「あ、はは…」

木刀を渡す

はじめに、清光とA
　

加州清光
「まずは俺からいくよ」

『…うん』

大和守安定
「始め！」

瞬きした一瞬

風のように軽やかに、Aが清光に斬りかかっていた

間一髪で防ぐ清光

加州清光
「ぎ、ギリセーフ…」

『…防がれた』

Aがどんな刀なのかは、ざざっと聞いてる

呪われた刀、と言われていると

でも逆に言えばそれしか聞いてない！

カァン！

加州清光
「(ﾄﾞｻｯ)うわっ…っ！」

清光の木刀が跳ね飛ばされ、首に向けられるAの木刀

大和守安定
「ストップ！ストップ！そこまで！」

加州清光
「はぁ……はぁ……や、やばいよ…A…」

『…加州も凄かった』

加州清光
「いや…こうなった後に言われても…」

大和守安定
「じゃあ次は僕だね」

木刀を構え、Aと向き合う

ぶわっ…と今まで感じたことのないような気迫が全身を襲う

やばい…手が震える…

ハッ…！と前を向くと、目の前にまで迫っていた木刀

間一髪で裁く

大和守安定
「…や、やば…今度はこっちからだ！」

大丈夫、ついていけてる！

カン！カン！と何度もぶつかり合う木刀

同じくらい動いているはずなのに

Aの方が、肩で息をしているようだ…

大和守安定
「だ、大丈夫？無理なら、(ｶﾝ!)やめてもいいんだよ…？」

『…やめない…お前を…殺すまではっ！』

大和守/加州
「「！？」」

手合わせどころじゃなくなった

脳が警報を鳴らしてる

早く逃げろと…

『…ズタズタに斬り刻んでやる』

大和守安定
「！」

加州清光
「安定！！」