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手合わせ ページ24

加州清光
「…辛かったね、主」

明石国行
「もう安心してええ。ここには主はんを傷つけるやつはおらんですから」

歌仙兼定
「その通りだよ」

今剣
「これからはずっといっしょですよ!あるじさま!」

鶴丸国永
「んで、気になるんだ、嵐の呼吸ってやつが」

『雨と風、雷を合わせた呼吸。雨のようにしたたかで、風のように荒々しく、雷のように豪快に。嵐の呼吸の1番の特徴は、追い込まれるほど威力が増す呼吸なの』

燭台切光忠
「…つまり、怪我してて体力の限界に近いほど、強くなる呼吸ってことかな?」

『そうそう。だから、私が戻ってきた時全身血だらけで大変だったと思うの…手当してくれてありがとう』

加州清光
「ちょっといい?主。その嵐の呼吸って相当やばいよね?」

『え?あ…でも鬼を倒すためなら自分なんて死んでもいいって覚悟だからさ』

加州清光
「今はそういうこともう考えなくていいから!主には俺たちがいるから!」

小夜左文字
「主、こっち来て」

『?』


小夜左文字が主の手を引いて中庭へ


小夜左文字
「主に」


小夜左文字の手には真っ白な百合の花が

主にぴったりの花だね


『わ、私に?』

小夜左文字
「うん」

『…ありがと、小夜。凄く嬉しいよ』


小夜左文字の周りに桜の花びらが


鶴丸国永
「おっと、忘れるところだった。手合わせしてくれ。あ、言い出しっぺの俺からだ」

大和守安定
「あ!ずるい!」

今剣
「ぼくもぼくも!」

『わかったよ。じゃあ移動しよう』


……


『5,6人で一気に掛かって来ていいよ』


主が木刀を持ちながらそう言った


大和守安定
「いいの?」

今剣
「5,6にんて…」

鶴丸国永
「主、本気か?」

加州清光
「けど、主が言うんだったら、こっちも頑張んなきゃね」

『あと2振りは?』

大倶利伽羅
「俺が行く」

髭切
「じゃあ僕が行こうかな」

『よし、戸を全部開けてもらっていい?吹き飛ばしちゃったら治すの大変だし』


戸を吹き飛ばす…???

まともに主の呼吸を見た事ないから楽しみなんだけど


『じゃあ、始めようか』


途端に主の霊力が

背筋も凍るような恐ろしいものへと変わった

。→←過去



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(プロフ) - その悪女が、夢主主さんの本丸に見習いに来て悪事をしそうだ (5月8日 11時) (レス) id: d5d529a22f (このIDを非表示/違反報告)
ミライ(プロフ) - こだぬきさん» コメントありがとうございます!最後までご愛読していただきありがとうございました! (3月9日 18時) (レス) id: 17218a0b9e (このIDを非表示/違反報告)
こだぬき(プロフ) - 完結お疲れ様でした、主人公さんが幸せになれて本当に良かったです…! (3月9日 8時) (レス) id: df107beb4b (このIDを非表示/違反報告)
ミライ(プロフ) - 信乃さん» コメントありがとうございます! (1月1日 16時) (レス) id: 17218a0b9e (このIDを非表示/違反報告)
信乃 - お話が最後すぎて続きがくそ楽しみです!続きまってるので頑張ってください!!! (1月1日 16時) (レス) id: 5a5da0008a (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:ミライ | 作成日時:2023年11月26日 16時

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