お隣さんとレッツ鍋パ ページ9
またインターホンが鳴る
もちろんいたのはお隣さん
てか、鍋するってこと自体意外かも
ほら、カップラーメンとかで済ませてそうな…
めっちゃ失礼な妄想…
実弥
「突然の誘いですみません。ありがとうございます」
『いえ、私も夜は鍋にしようか考えてたところだったので』
玄弥
「兄ちゃーん。煮立ったよー」
実弥
「おう。あ、こっちは弟の玄弥です」
玄弥
「こ、こんばんは…!えっと、確か挨拶の時…」
『出てくれたのが玄弥くんだったこともあるし、髪型も印象強くて、覚えてますよ』
煮立った鍋のいい匂いがほわーんとしてくる
『あ、これ。気持ちです』
実弥
「え!手ぶらで良かったのに。わざわざありがとうございます」
『いや、さすがに手ぶらは…ははは』
お酒と合いそうなおつまみを手土産として渡した
テーブルには箸と器がきちんと用意されてる
部屋もかなり綺麗
想像してたのと真逆です(←超失礼)
実弥
「もしかして、意外とか思ってます?」
『え、え?そ、そんなことは…』
実弥
「ははっ、いいんですよ。よく意外だねとか言われるので」
見透かされてるのかと思ったぁ…
椅子に座って、お隣さんと初鍋パ
「「『いただきます』」」
そしたら、なんだ
むっちゃ取り分けてくれるわ、食材の補充とかしてくれるわ、飲み物注いでくれるわ
『…家庭的……(ボソッ)』
実弥
「え?」
『あ、あぁ…いや。凄いですね。テキパキと』
実弥
「つい、癖で。ゆっくりしてってくださいね」
初鍋パ、凄く楽しい
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ミライ(プロフ) - 鯛焼きちゃんさん» ありがとうございます!そう言ってただけで嬉しいです! (2022年10月28日 16時) (レス) id: ea2ac79fdf (このIDを非表示/違反報告)
鯛焼きちゃん - コメント失礼します。程よいスピード感あって、この作品本当に大好きです!更新頑張って下さい!応援してます! (2022年10月28日 16時) (レス) @page16 id: 3ef60188c1 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:ミライ | 作成日時:2022年10月21日 18時