不死川兄弟とご近所付き合いしてみませんか？

お隣さんと遠出3 ページ26

『ほぉぉ〜！』


目が輝いてます、わたくし

ビュッフェなんだけど！

スイーツ美味しそう…←


実弥
「美味そうだな。よし、腹いっぱい食うか」

宇髄
「あのエビでけぇぞ！」

煉獄
「本当だな！好きなだけ食おう！」


向こうも向こうで盛り上がってる


『よいしょ…』

実弥
「あ、Aさんもコーンスープ持ってきたんだ」

『温まるからね〜。にしてもあの二人、子供みたい笑』


キャッキャやってる宇髄さんと煉獄さん


実弥
「そうだった。確かAさんって…えっと……あ、これこれ」


実弥さんのスマホ画面に私の名前が出てきてた

"怪我により引退"って、デカデカと書かれてる

その時の新聞の記事を調べたらネットにあったらしい

もう5年以上前なのになー


実弥
「Aさんのことだったんだなぁ。いやぁ…なんで気づかなかったんだろう…」

『まぁ、気づかなくてもなんとも思わないよ。わーわー言われるの好まないし』

実弥
「そっか。うっし、食べるか。ってまだあの二人来てねぇのかよ」

『私ら保護者みたい笑』

実弥
「だな笑」


コーンスープを口へ運ぶ

あぁ…温まるぅ…


実弥
「あっち…(ﾌ-ﾌ-…ｽﾞｽﾞｯ)あっつ…」

『ﾌﾟｯ』

実弥
「今笑ったか？」

『なんか、面白くて』

実弥
「……(ｼﾞ-…無言の圧力)」

『すみません笑』


夕食をお腹いっぱい食べて、部屋へ戻る

あ、そうだ…ぼっちなんだぁ…


『だだっ広いだけなんだよなぁ…』


コンコン

ノックする音が聞こえる


実弥
「Aさーん。起きてるー？」

『(ｶﾞﾁｬ)はーい。起きてるー』

実弥
「寝る前まで少し話さねぇか？」

『うん。いいよー(ぼっちで寂しかったなんて口が裂けても言わない…てか言えない)』

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