検索窓
今日:1 hit、昨日:1 hit、合計:4,164 hit

友人に見えないお隣さん ページ22

目の前でAさんが刺された時

頭にいろんな考えが巡った

なんでAさんが…

なんで俺の目の前で…

Aさんが、居なくなる…

Aさんと、話せなくなる…

正直怖かった

病院に運ばれ、意識がはっきりしてるAさんを見て一安心した

腰が抜けそうなほどだった


実弥
「ふぅ…」

『どうしたの?』

実弥
「いや…助かってよかったって」

『ありがとう。実弥さんのおかげ』

実弥
「お、おぅ」


背中を刺されたから、仰向けがしにくく横になっているAさん

目が合って、ふいっと逸らした


『?』


なんでこんなAさんのことばかり考えるんだろうなァ

お隣さんから始まったのに、今じゃ友人

俺だけかもしれねぇけど

なんか嬉しくてな

助かったってこともそうだけど

もしかしたら、別の気持ちも芽生えつつあるんじゃねぇかって…


『鍋パの具材何がいいかな〜』


寝ながらでも何にしようか考えてるAさん

やばい…なんか…可愛く見えてくる…


『何がいいと思う?』

実弥
「……(ジ-ッ)」

『何か…付いてる?』

実弥
「え?あ、ごめん。何でもねぇ」


落ち着け…落ち着け…

友人だ、友人

けど……


実弥
「わり、そろそろ帰るわ。家に玄弥が待ってるし」

『うん。気をつけてね』

実弥
「おう。またな」

『またね』


病室を出てから

異様にうるさい鼓動を抑えながら、家に帰る


玄弥
「おかえり!夜咲さんどうだった!?」

実弥
「あ…大丈夫だったみたい…」

玄弥
「兄ちゃん?顔赤いけど…どうしたの?」

実弥
「な、何でもねぇよ…」


これって…まさか…な

お隣さんの弟くん→←お隣さんに助けられる(タイトル変更)



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 9.8/10 (12 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
20人がお気に入り
設定タグ:鬼滅の刃
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

ミライ(プロフ) - 鯛焼きちゃんさん» ありがとうございます!そう言ってただけで嬉しいです! (2022年10月28日 16時) (レス) id: ea2ac79fdf (このIDを非表示/違反報告)
鯛焼きちゃん - コメント失礼します。程よいスピード感あって、この作品本当に大好きです!更新頑張って下さい!応援してます! (2022年10月28日 16時) (レス) @page16 id: 3ef60188c1 (このIDを非表示/違反報告)

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:ミライ | 作成日時:2022年10月21日 18時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。