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不死川
「という訳で、俺のところに住まわせることになったァ」

胡蝶
「なったのではなく、不死川さんがお願いしたんでしょう?」

不死川
「……あァ」

胡蝶
「それで?私に何の用ですか?あ、替えの包帯です」



いつもと変わらねぇ様子の胡蝶

チッ…

俺がどれだけ勇気を持って来たかわかってんのかよォ…

俺をからかってんのかァ…?



胡蝶
「舞雅さんのことでしょう?最近、よく不死川さんが蝶屋敷にくるのはその方にお会いするためですよね?ご自分の怪我をほおっておいて」

不死川
「……」



図星…



胡蝶
「私も先日お話しましたよ。遊郭にいらしたことがあるせいが、とてもお話上手で楽しかったですね。不死川さんが一目惚れするのもわかりますよ」

不死川
「……ぅ…るせェ…」

胡蝶
「それで、お話というのは?」



……



『あ、不死川様』

不死川
「身体の調子は?」

『調子良いですよ。胸元の傷跡は残ってしまうと胡蝶様が仰っていました』

不死川
「そぉかァ…」

『あの…』

不死川
「ん?」

『よく考えたんですが……私、どうすれば不死川様のお力になれるでしょうか…?』

不死川
「は?」

『何も出来ない、ただ遊郭にいた女ですが……こんな私を助けてくださった貴方様のお力になりたいのです…』

不死川
「……」

『鬼殺隊に入りたいのです…』

不死川
「…だめだ」

『…ですよね……こんな無能な女が入隊したところで…』

不死川
「お前は無能じゃねぇ……あの時見せてくれた舞…最高だったぜェ」

『不死川様…』



ここのところ、舞雅のことが頭から離れねェ

マジで俺は一目惚れしちまったんだなァ…



不死川
「もうすぐ、怪我が治るだろォ?そしたら迎えに来るからなァ」

『いいのですか?』

不死川
「あァ」



宇髄
「不死川。あいつのこと好きすぎだろw」

時透
「優しそう。僕も話してみたい」

冨岡
「(不死川が一目惚れした理由も)わかる」

煉獄
「うむ!あの2人お似合いだな!」

伊黒
「あの不死川の口角が緩んでいる」

悲鳴嶼
「嗚呼…何とも微笑ましい…」

甘露寺
「もうキュンキュンしすぎて、胸が痛いわ!w」

胡蝶
「ふふっ、本当に優しい方で」





……



不死川
「胡蝶。俺の怪我よりも、舞雅の方を優先してやってくれェ」

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ミライ(プロフ) - ショゴマルさん» こちらこそ!ありがとうございました! (2020年3月23日 18時) (レス) id: ea2ac79fdf (このIDを非表示/違反報告)
ショゴマル(プロフ) - また素敵なお話ありがとうございました! (2020年3月23日 17時) (レス) id: 173ce9f96c (このIDを非表示/違反報告)
ミライ(プロフ) - あすみさん» 了解です!ありがとうございます!実弥様と夢主での鑑賞会的な感じでよろしいでしょうか?現パロ的な感じでしょうか?何かありますかね? (2020年3月22日 22時) (レス) id: ea2ac79fdf (このIDを非表示/違反報告)
あすみ(プロフ) - 私ももう1つリクエストお願いします(>_<)アラジンを一緒に観賞したいです♪コロナウイルスの影響でバイトがなくてアラジンをレンタルして見てたら憧れましたが、大正時代だと映画はなさそうですね…小説を一緒に読む感じでお願いします(^^) (2020年3月22日 22時) (レス) id: 75f0f5ff0e (このIDを非表示/違反報告)
ミライ(プロフ) - あすみさん» コメントありがとうございます!そうですねww (2020年3月22日 19時) (レス) id: ea2ac79fdf (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:ミライ | 作成日時:2020年3月7日 1時

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