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朝起きると、Aは居なくて

膝の代わりに何枚もの羽織物が積まれていて

膝の高さと同じくらいまで積んであった

こういう細かい気遣いにも心を惹かれる…



ドタン



鈍い音がした

何かが落ちたか?



不死川
「A。いるのか?」



台所へ向かった

調理場には居ないのか…

部屋に戻ろうとした時、



不死川
「A!」



履物の片方が脱げていた

食材などを保管している貯蔵庫

そこで倒れているところを見つけた

血溜まりができてる

倒れた拍子に頭を打ったのだろう…

額が切れ、血が滲んでいた

身体がかなり熱い…

部屋に運び、布団に寝かせた

俺の布団だが…我慢してくれ…

なんでよりによって、もう1つあったのに片付けてんだよ…

額の傷の手当てをしていると



『…し、不死川様…?』

不死川
「起きたかァ。いきなり倒れてたからよォ。調子良くねぇみてぇだなァ」

『申し訳ありません…私が至らぬばかりで…食事の支度は…』

不死川
「俺がやっからいい。寝てろォ」

『はい…』



丁度、作り始めようとしてたところなんだな

てか、よくここまで準備したよ…



……



不死川
「ほら」

『あ、ありがとうございます……』

不死川
「食えっかァ?」



起き上がろうとしてるが、辛そうなのを感じた



不死川
「無理に起きなくていい」



けど、起きなければ食べれないので

俺に寄りかからせ、作ってきた粥を食べさせる

少しでも早く治るようにと思って、身体にいいものをふんだんに使って作った俺特製の粥

弟や妹が熱を出して寝込んだりしてる時に、よく作ったなァ……



『申し訳ありません…気をつけなければいけなかったのに…』

不死川
「しょうがねェ。急に環境が変わったから、そのせいかもなァ」

『そうなのですか……ん、もういいです…ありがとうございます…』

不死川
「まだあっから、食いたくなったらいつでも言えよォ?これは命令だァ」



とでも言わねぇと、

"大丈夫です、自分でやります"とか絶対言う



不死川
「ほら、そばに居てやっから寝ろォ」

『はい…そうさせて頂きますね……』



目を瞑って寝始めた

おはぎあったか…な、無い!?

昨日で食べちまったかァ…

買いに…いや、辞めた



不死川
「看病するなんて…いつぶりかァ?」

夢→←深夜(訂)



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ミライ(プロフ) - ショゴマルさん» こちらこそ!ありがとうございました! (2020年3月23日 18時) (レス) id: ea2ac79fdf (このIDを非表示/違反報告)
ショゴマル(プロフ) - また素敵なお話ありがとうございました! (2020年3月23日 17時) (レス) id: 173ce9f96c (このIDを非表示/違反報告)
ミライ(プロフ) - あすみさん» 了解です!ありがとうございます!実弥様と夢主での鑑賞会的な感じでよろしいでしょうか?現パロ的な感じでしょうか?何かありますかね? (2020年3月22日 22時) (レス) id: ea2ac79fdf (このIDを非表示/違反報告)
あすみ(プロフ) - 私ももう1つリクエストお願いします(>_<)アラジンを一緒に観賞したいです♪コロナウイルスの影響でバイトがなくてアラジンをレンタルして見てたら憧れましたが、大正時代だと映画はなさそうですね…小説を一緒に読む感じでお願いします(^^) (2020年3月22日 22時) (レス) id: 75f0f5ff0e (このIDを非表示/違反報告)
ミライ(プロフ) - あすみさん» コメントありがとうございます!そうですねww (2020年3月22日 19時) (レス) id: ea2ac79fdf (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:ミライ | 作成日時:2020年3月7日 1時

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